3/10よりBROOKS製品の価格改定が行われることとなりました。
原価の上昇ということは、ご想像の通り値上げ方向へと修正になります。
COG TOKYOでは3/11の商品発送より適用させていただきます。
3/10の夜に価格修正の作業を行います、サイト上の価格が変更となった時点で適用とさせていただきますので予めご了承ください。
ご検討中の商品がございましたら、3/9までのご購入がおすすめです。
]]>為替の影響も受け、原価の上昇が止まりません。
3/10よりBROOKS製品の価格改定が行われることとなりました。
原価の上昇ということは、ご想像の通り値上げ方向へと修正になります。
COG TOKYOでは3/11の商品発送より適用させていただきます。
3/10の夜に価格修正の作業を行います、サイト上の価格が変更となった時点で適用とさせていただきますので予めご了承ください。
ご検討中の商品がございましたら、3/9までのご購入がおすすめです。
※現在ご予約を頂いているお客様の分につきましては、値上げ前の価格にてご対応させて頂きます。
]]>様々な原因で起こり得る、ピンの破損。
レザートップのテンションが不足していると、革の弾力で体重を保持することができなくなり直接金属レールに荷重がかかってしまうことがあります。
最悪はレールの破断という症状が起きるのですが、その手前でテンションピンが折れることでレールを守ってくれることがあります。
]]>様々な原因で起こり得る、ピンの破損。
レザートップのテンションが不足していると、革の弾力で体重を保持することができなくなり直接金属レールに荷重がかかってしまうことがあります。
最悪はレールの破断という症状が起きるのですが、その手前でテンションピンが折れることでレールを守ってくれることがあります。
サドルによって使うピンのサイズなども異なるのですが、メインで使用するサイズが見事に国内売り切れ。
現在、納期をいただく修理となりご迷惑をおかけしております。
お困りの場合はお問い合わせフォームより、サドルのモデルと現状をお伝えいただければ個別に納期、費用等をお答えさせていただきます。
もし、使用開始から年数も経ち革が伸びているのであればご自身での交換もできるかもしれません。
しかし、革の伸びがまだ発生していない、少しの経年変化しかまだ起き始めていない。
そのような場合はご自身での交換は、難しい作業となるケースが多いです。
(パーツ購入で、やっぱり自分では交換できなかった。というケースが多いのでオンラインに商品の掲載はございません。 事前ヒアリングで交換ができそうであればパーツ販売のご対応も可能です!)
まずはお問い合わせを!
・B17シリーズ (not Titanium)
・SWIFT CHROME (not Titanium)
・TEAM PROFESSIONAL S
・B66
・B67
・B68
・B72
・B73
・B15 SWALLOW (not Titanium)
・TEAM PROFESSIONALシリーズ(not Titanium / not Short)
・FLYERシリーズ & CONQUEST
・B18 LADY
・B17 Titanium
・SWIFT Titanium
・TEAM PROFESSIONAL Titanium
・B33
・B135
店頭で頂くご質問で、一番多いのは「どれが座り心地良いの?」
見た目のシルエットも大事ですが、やはり気になるのは痛くないのが良いというところ。
用途やライディングポジションごとに推奨モデルが別れてきますが、簡単にサドルごとの違いを知っていただけるとサドル選びの参考になると思います。
]]>見た目のシルエットも大事ですが、やはり気になるのは痛くないのが良いというところ。
用途やライディングポジションごとに推奨モデルが別れてきますが、簡単にサドルごとの違いを知っていただけるとサドル選びの参考になると思います。
定番の3モデルを並べただけでも形状の違いは一目瞭然。
写真の手前から【SWALLOW】 【SWIFT】 【B17】となります。
サドルの厚みが薄い順に並んでいます。
ロードバイクやスポルティーフなどシンプルなフレーム形状には薄めのサドルがデザイン的には人気です。
それなら薄いサドルだけあれば良いのではないか?
そう思われるかもしれませんが、自転車は乗車時の姿勢が色々とスタイルによって異なるもの。
乗車姿勢やライディングスタイルに合わせ、それぞれの形状にメリットが存在するのです。
この写真はBROOKSサドルの中で「ど」がつくほどの定番サドル【B17】になります。
BROOKSのエンブレムの上辺り、ちょうどお尻が乗る部分は平面でサドルの端からストンと落ちていくような形状
おおよそ平らな面の最大幅は15cm
平らな状態の紙を指で押してあげれば、すぐにペコっとしなってくれますよね。
このイメージ、革も同じく体重がかかるとしなろうとしてくれます。
合わせて座面も広いのでお尻の形に合わせて変形もしていく成長を遂げやすいサドルと言えます。
しなりも体感できて、馴染みによる変形も起きる。
革の特性全ての恩恵を受けやすいサドルです。
次のサドルは見た目もシャープな【SWALLOW】
このサドルは有効幅の殆どがフラットな面になっており、サドル全幅153mmのうち130mmは平らになっています。
3モデルのうちサドル全体の表面積に対してのフラット面は一番広いサドルで、革の弾力を体感しやすく馴染むのも非常に早いサドルと言えます。
革を変形させて馴染ませるという概念よりも、その素材の特性である弾力性で快適さを体感させてくれるモデルです。
とりを務める最後のサドルは【SWIFT】
なぜSWIFTが最後なのか? それは形の特徴が唯一異なるから。
写真でも分かる通り、全体的にラウンドしています。
革のしなりを出しにくい形状的な特徴を持っています。
平らな紙を押したらとペコっとしなりやすい、と書きましたが今度は山なりになった紙を押してみましょう。
山の外側から推しても張りがあるので押し返されるような力が働きます。
SWIFTサドルの特徴は、まさにその山型から来る張りの強さ。革の弾力よりも馴染ませることで革の変形を呼びお尻の形にあっていこうとします。
BROOKSサドルで言われる「ハンモックサドル」とは?
サドルの先端と後ろ端の両端で革を吊り下げている構造になっていることから呼ばれている呼称です。
ハンモックのイメージ通り、吊り下げられている部分は体重がかかることで素材のしなりを得ることができ、革の弾力を活かしやすい構造と言えます。
これがカーボンや樹脂のベースがあるサドルの場合、しなりが出ない分スポンジ(フォーム)の性能に頼ることになります。
【B17】はサイドにしっかりとした面積のレザーを持ち合わせているモデルです。
体重が上からかかり押し付けられると、一番深さの有る赤丸部分から外へ開こうと力を逃しながら革がしなります。
B17がド定番と呼ばれる理由には革の特徴を最大限に活かした構造であり、その良さを一番体感しやすくバランスの取れたサドルだからと言えます。
【SWIFT】もサイドに深さの有る箇所は存在しますが、B17に比べると明らかに後ろ側に位置しています。
後ろ側の固定鋲との距離が極端に近く、体重をかけても外に開きにくい構造になっています。
デザインと機能が非常にバランス良く取られたサドルで、敢えてハンモックの効果を下げて作られています。
今度は紹介する順番が変わって【SWALLOW】が最後なのは、これだけ構造的な違いが有るから。
見た目にもサイドに革がありません。
より平面的なサドルにすることは、純粋なハンモックのしなりを体感させるためのデザインでありそのための構造になっています。
3つのサドルの中で一番ハンモックの長さが有るのも【SWALLOW】になります。
サドル長を比較してみると
SWIFT / 272mm
B17 / 275mm
SWALLOW / 285mm
と全長自体も長く、そしてハンモックの固定位置サドル先端部分の構造も違ってきます。
サドル先端部分を比較してみると、使用しているパーツにまで違いが有ることがわかります。
左からSWIFT / B17 / SWALLOW の順になりますが、先端部分のテンションボルトと呼ばれるネジの長さがSWALLOWだけ長いものを使います。
この数センチの差が革のしなりを体感するのに大きな違いとなっており、サイド部分の潔くカットされたデザインと相まってハンモックを一番体感できるサドルはSWALLOWといえるのです。
それぞれ違いは見た目だけでなく、そのデザインは乗り心地の特徴となってお尻へ伝わってきます。
簡単にまとめて見ましょう。
1 SWALLOW
2 B17
3 SWIFT
となります。
逆を言えば、素材を常に伸ばしているということになります。
長い目で見た革の寿命と言い換えるとこのランキングは真逆になります。
1 SWIFT
2 B17
3 SWALLOW
落ち着くとは、ペダルを漕ぐ時にお尻の位置がバシッと決まりやすいか。
という目線での落ち着くとしています。
SWIFTはしなりにくく、ハンモックも効果を敢えて下げていたりと快適さ有るの?と思われたかもしれません。
骨格に合わせた革の変形と馴染みを体感させるために考えられたこのデザインは、ペダリング効率を考えるとポジションを決めやすく運動性能は非常に高いレザーサドルと言えます。
どのサドルが自分のベストチョイスになるのか?
参考にされつつ、不明点はいつでもお問い合わせください!
]]>
先のニュースで濡れてしまったときは自然乾燥でと書きました。
自然乾燥させたあとにはツヤ感とレザーの保湿のためにオイルは塗っておきたくなりますよね。
どの程度の頻度で塗ったら良いのか?
塗ったらどの程度浸透させればいいの?
塗り過ぎも怖いし、乾燥してレザーにヒビが入るのも怖い。
難しいことはありませんので、おさらいの意味も含めオイルメンテナンスの方法を改めてご紹介します。
]]>先のニュースで濡れてしまったときは自然乾燥でと書きました。
自然乾燥させたあとにはツヤ感とレザーの保湿のためにオイルは塗っておきたくなりますよね。
どの程度の頻度で塗ったら良いのか?
塗ったらどの程度浸透させればいいの?
塗り過ぎも怖いし、乾燥してレザーにヒビが入るのも怖い。
難しいことはありませんので、おさらいの意味も含めオイルメンテナンスの方法を改めてご紹介します。
PROOFIDEは天然素材から抽出されたオイルになっており、植物系の染料を使用したBROOKSサドルに適した純正ケアオイルです。
動物系のオイルや石油系のオイルなど、いろいろなケア製品が販売されていますが体重をかけるレザー製品というのはサドル以外にはなかなかありません。
必要以上に革を伸ばしてしまわないためにも純正オイルの使用をお勧めします。
サドル全体に薄く広く伸ばしていきます。
ブラックやブラウンのサドルではあまり出ることはありませんが、ハニーのサドルでは塗った直後はかなり色が濃くなります。
浸透している証拠、安心して塗り伸ばしていきましょう。
BROOKSはオフィシャルに1時間放置して浸透させるとレザードレッシングが魔法をかけてくれると記述しています。
この間にバイクの他の部分を洗車したり、コーヒー飲んでリラックスしたり。
メンテナンスにかける時間を有効に楽しんでください。
浸透したらあとは拭き取り
純正のケアキットには不織布がついていますが、柔らかい布であれば別のものでも大丈夫。
ズボンにオイルが移らないように、しっかりと磨いて行きます。
私はオイルを拭う布と、その後の磨きに使う布とを使い分けています。
表面のオイルが拭えたらひたすら磨きまくり、この磨きで表面の艶が随分と変わってきます。
すでに、必要な油分は浸透していますから表面にオイルを残しておく必要はありません。
専用のPROOFIDEを使用すると革の毛穴を埋めてしまうこともなく、呼吸する革の状態を維持できます。
定期的なオイルケアでサドルを乾燥から守り、あなただけの座り心地を手に入れることができるでしょう。
特にトラブル(前回の記事のように水浸しになった)などなく通常使用であれば6ヶ月ごとに塗るといいとしています。
私は今回のようにしっかりと浸透させるケアは6ヶ月毎、表面の艶を取り戻すための薄く塗り伸ばす程度の磨きは季節の変わり目ごとにやっています。
BROOKSの今年のテーマは【Take Care】
新しいメンテナンスムービーも公開されていますので参考にこちらもどうぞ。
]]>乗っているバイクをかっこしたい
乗り心地を改善したい
BROOKSサドルを選ばれるにはいろいろな理由が存在します。
実際にご来店のお客様へ「なぜBROOKS?」と聞くと「かっこいいから。」というお答えはその半分以上を締めている気がします。
そこで選択肢として決め手になるのがカラーリング
]]>乗っているバイクをかっこしたい
乗り心地を改善したい
BROOKSサドルを選ばれるにはいろいろな理由が存在します。
実際にご来店のお客様へ「なぜBROOKS?」と聞くと「かっこいいから。」というお答えはその半分以上を締めている気がします。
そこで選択肢として決め手になるのがカラーリング
それぞれ色の背景には様々な風景が隠されているCAMBIUMカラーサドルをおさらいしてみました。
この「アリゾナ」はアメリカ南西部の砂地とサボテンが並ぶ道からインスピレーションを受けています。
サドルトップにディープグリーンのナイロントップ
リベットには砂地をイメージしたオレンジ系を配した特徴的なカラー
アース系のカラーがロードだけでなく、グラベルバイクなど土の匂いがするバイクにもフィットしそうなカラーになっています。
「ヨークシャー」は名の通りヨークシャー沿岸部のカラーをイメージ
サドルトップにディープブルーのナイロントップ
リベットには鮮やかなエレクトリックブルーを配した特徴的なカラー
「Whatever The Road」ムービーのシリーズの中で、世界各地の景色にインスパイアされたのがこのシリーズなのです。
SCAPE BAGシリーズなどとアッセンブルしやすく、グラベルやキャンプライドへ向けたアースカラーがとても新鮮
グラインデューロやアンバウンドなどグラベルイベントは勢いがあり、魅力的な遊び方の一つ。
このコンセプトカラーは、そんな外遊びバイクとの色合わせが楽しくなりそうです。
もともとシーズンカラーとして登場、同色のグリップやバーテープもありトータルでカラーセットアップが可能です。
あまりの人気に定番カラーになった感のあるオレンジ
このカラーの背景には、深い青い海に映る温かいオレンジ色の夕焼けがインスピレーションを与えています。
海沿いのライドは鋭い上りや下り、波を吹き飛ばす風など非常に挑戦的なライドになります。
そんな海沿いのルートをイメージし海の豊かなブルーにインスパイアされたオクタンカラー
こちらも人気が高く、ついに定番カラーに昇格したモデルです。
今回ご紹介したモデルの中でいちばん可能な限りリサイクル素材で製作されているモデル。
リサイクルナイロントップは廃棄物を減らすことに貢献し、ノーズピースとベースプレートに採用されるリキッドウッドは天然素材から副産物として抽出される生分解性の高い樹脂を採用しています。
ナイロントップのおかげでより水や日差しにも強く、コットントップのナチュラルカラーとはまた雰囲気が異なります。
どのカラーがあなたのバイクに似合いそうでしょうか?
すべてのカラーは、ライドで見た景色が背景となりインスパイアされ生まれてきたものばかり。
そのBROOKSらしいストーリーと出会うのもひとつの楽しみですね。
]]>本格的なシーズンインですね。
雨が降る日も多いですが、自転車が楽しい季節です。
ゴールデンウィーク前からシーズンインの香りを逃さない、敏感な方たちから非常に多くのお問い合わせ、ご購入を頂いているモデルのご紹介です。
]]>本格的なシーズンインですね。
雨が降る日も多いですが、自転車が楽しい季節です。
ゴールデンウィーク前からシーズンインの香りを逃さない、敏感な方たちから非常に多くのお問い合わせ、ご購入を頂いているモデルのご紹介です。
このシリーズは防水素材、そして溶着構造により万能の耐候性を誇り、それぞれのアイテムをアタッチメントし装備することができるモデュラー構造で追加スペースを拡張できことも特徴的です。
■最高の防水性
■スペースの「拡張」可能
■操作しやすい機能ジッパー
■信頼できるハイパロン性ストラップ
旅に必要な要素を組み込んだ新しいトラベルバッグシリーズです。
次のステップで、新アイテムの追加と待望のブラックカラーがラインナップされました。
ハンドル周りをシンプルに、そして機能的に積載量を増やしてくれるポーチの登場です。
長距離ライドでは補給食やモバイルバッテリーを忍ばせておくのにも重宝しますが、街乗りでペットボトルをさしたりライド時に邪魔に感じてしまうチェーンロックの収納に使うのもありです。
ポーチ底部にはフロントフォークへ固定するストラップももちろん装着されて水抜きの穴もきちんと装備されています。
ジップトップではない分雨天時のライドでは多少の水の侵入はありえますが、中が水溜りになってしまうことはありません。
商品詳細は商品ページからどうぞ
先にラインナップされていたフレームバッグにフルサイズが追加
大は小を兼ねる。
大きいことで運べる荷物の容量と重さは増えるかもしれません。
しかし、フレームの中心に位置するこのバッグであれば重量のバランスが非常に良く、ふらつきも感じにくくなります。
フレームの前三角のサイズに相性はありますので、サイズの事前確認は必要です。
詳細は商品ページからご確認ください。
このサイズ感がちょうど良いんですよね、同じハンドルまわりに装着するFEED POUCHとの大きな違いはこちらは完全防水。
フラップ付きの防水ジップのおかげで隙間から侵入するような水も防げます。
バッグの前面とサイドにあるストラップは、他のSCAPEバッグとコネクトしたり写真のようにフロントライトを組み合わせることも可能。
詳細は商品ページからご確認ください。
他にも新しいアイテムが揃っていますので、またこちらでもご紹介していきます。
これからのツーリングシーズンに見逃せないSCAPEシリーズ、店頭には常時全ラインナップをご覧いただけるように準備しています。
]]>
BROOKS製品に付きまして、価格改定のご案内になります。
改定日 2022 / 05 / 01より一部製品が原材料の高騰、為替の変動を受け値上がり致します。
・レザーサドル
・カンビウムサドル
・グリップ・バーテープの一部
・SCAPE BAGの一部
弊店での価格変更タイミング
]]>BROOKS製品に付きまして、価格改定のご案内になります。
改定日 2022 / 05 / 01より一部製品が原材料の高騰、為替の変動を受け値上がり致します。
・レザーサドル
・カンビウムサドル
・グリップ・バーテープの一部
・SCAPE BAGの一部
弊店での価格変更タイミング
◆ 店頭での変更 5/1営業開始より
◆ オンラインストアでの変更 5/1出荷対応分より
(4/30 閉店後に順次変更作業を行います、サイトに反映された時点で適用とさせて頂きます)
何卒、ご了承くださいますようお願い致します。
]]>突然訪れた、一通のメッセージ
なんと生産中止になった製品が手に入るかもしれないと。
迷うことはありません、ここはなんとしても手に入れるべくやってきたのは「SWIFT TITAN」
ロードバイク&MTB用サドルとしてSWARROWと双璧をなすBROOKSを代表するサドル。
SWIFTはスペシャルサドルに属しており、大きな銅鋲とサドルの端面が薄くカットされてるのが特徴、特にチタンレールモデルはすでに廃盤となっており入手困難なサドルになってきています。
]]>突然訪れた、一通のメッセージ
なんと生産中止になった製品が手に入るかもしれないと。
迷うことはありません、ここはなんとしても手に入れるべくやってきたのは「SWIFT TITAN」
SWIFTはスペシャルサドルに属しており、大きな銅鋲とサドルの端面が薄くカットされてるのが特徴、特にチタンレールモデルはすでに廃盤となっており入手困難なサドルになってきています。
そしてやってきた個体がこちら
さすが、デッドストック
鋲が黒い。
店頭へ出す前に作業が必要です、ここで登場するのが「SADDLE PREMIUM CARE KIT」
今シーズン登場した新しいメンテナンスキット
銅鋲を使用したSPECIALシリーズにおすすめのメンテナンスグッズです。
既存の製品に含まれるPROOFIDE(レザー用オイル)と不織布やスパナ以外に金属用ポリッシュと金属ブラシが含まれます。
メタルポリッシュを鋲にポトッと一滴分、不織布で磨いてゆきます。
周りの革にポリッシュが多少はみ出てしまうかもしれませんが、少し気を使う程度で神経質にならなくても大丈夫です。
黒ずみがおおよそ取れてきたら一回メタル用の不織布は休憩。
革についていてしまったポリッシュはPROOFIDEを染み込ませたもう一枚の不織布で拭き取ってゆきます。
鋲の周りに艶が出て、メタルポリッシュがきれいに取れてゆきます。
特に大急ぎで拭き取る必要はありませんが、ここで長時間放置してしまうとメタルポリッシュで磨いた緑青の汚れが革に定着してしますので注意です。
最後の仕上げにはメタルブラシの登場です。
鋲の丸に合わせて円を描くように磨いてゆきます。
画像では私の使い慣れたブラシを使用していますが、ケアキットの中には金属ブラシの周りにナイロンブラシがついているものが入っています。
作業に慣れない方でもレザーに傷をつけること無く作業を進められる安心ブラシがついてきますので気兼ねなく作業ができることと思います。
さあ、これで銅鋲もきれいに仕上がりました。
1つのサドルにリベットは9個ありますので、この作業を繰り返していきます。
物を触るのが好きな人に取ってはとても楽しい時間です。
ケアキットも手に入れてぜひメンテナンスを楽しんでください。
本当に貴重な1点ものです。
店頭とオンライン並行しての販売となりますので、それぞれ売り違いの際はご容赦ください。
この個体も特徴的な部分がありましたので、詳細は商品ページからご確認を!
]]>
サドル自体を薄くし、革の弾力を最大限に発揮するモデル。
しなりが特徴のこのサドルですが、取り付け時に注意をしてもらいたい点が
ご自身で取付をされる場合に参考にされてみてください。
]]>復刻生産がされるようになり10年ほど経ちますが、相変わらずの人気モデルです。
サドル自体を薄くし、革の弾力を最大限に発揮するモデル。
しなりが特徴のこのサドルですが、取り付け時に注意をしてもらいたい点が
ご自身で取付をされる場合に参考にされてみてください。
B15 SWALLOWはサドル裏に革の接続箇所を作っています。
ここがシートポストのやぐら(サドル固定部分)と干渉してはダメなのです。
まずは正解の取り付け位置
シートポストやぐらの金属部分がサドル下の接合部に干渉することなく余裕があります。
こちらはダメな例
写真では干渉していませんが、サドル下の革の部分がこのまま下がってくるとシートポストにあたってしまいます。
体重をかけてサドルを押し下げるとこのような感じ、実際に全体重をかけたらもっとサドルはしなります。
すでにやぐら上部のプレートにレザーが乗っかっている状態ですね。
この取り付け位置はサドルの革を破断させてしましますので注意です。
このように、干渉している状態は指で局所的に革を押し込んでいるのと同じことになっています。
マルで囲った部分に想定しない負荷をかけてしまい、革が破断してしまいます。
COG TOKYOではオンラインサイトでご購入された場合にも、取り付け方法のご説明を同封させて頂いております。
もちろん店頭でのご購入時はその場でご説明を。
修理のご依頼でこのような症状のご相談がありましたので、ご自身での取り付けをされる場合はこちらの記事を参考にしていただければと思います。
この部分の革の破断は製品不良ではなく、ほぼ全てこの取付の問題から起こります。
取り付け時には乗車前に一度チェックを!
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ここ最近のご来店でE-bikeをお乗りのお客様が非常に増えている印象。
ロードやマウンテンバイクだけでなく目立つデザインやユニークなコンセプトでいろいろなブランドのバイクがあります。
そこで一つBROOKSのラインナップでは通常対応しきれない問題が、、
]]>ここ最近のご来店でE-bikeをお乗りのお客様が非常に増えている印象。
ロードやマウンテンバイクだけでなく目立つデザインやユニークなコンセプトでいろいろなブランドのバイクがあります。
そこで一つBROOKSのラインナップでは通常対応しきれない問題が、、
レザーグリップにはたくさんのカラーがあるのですが、長めの130mm幅でしかラインナップがないのです。
でも目の前にあるE-bikeは片側は短い100mmグリップが必要。
しかし、100mmには定番の黒、茶系しかラインナップがない。
そこでご提案になるのがリプレイスメントテープなるものです。
今回はカップルで2台をカスタマイズド、というご希望だったので仲良く100mmと130mmのグリップをシェアして頂くことに。
ターコイズのテープ、これがSLENDER LEATHER GRIPのリプレイスメントテープになります。
カスタムは、マスタードとターコイズのグリップを用意するなのでこの3点をご購入いただき巻きかえ作業に入ります。
黒いテープと、マスタードの片側を剥がしてそれぞれ巻き直しをしました。
100mm用には剥がしたテープとぴったりサイズにカットしたもので仕上げていきます。
これで左右長さ違いのカラーグリップが完成です。
グリップシフトタイプなど、右側だけグリップが短いバイクをお乗りの方も多いはず。
そのような場合にはこのようなやり方でオリジナルグリップを作ることもできます。
SLENDER LEATHER REPLACEMENT TAPE 4,180円(税込)
130mm用になりますので、今回と同じようにカットすれば100mmグリップに使用することも可能。
旧パッケージのデッドストック商品となり、かなり貴重なテープのご提案です。
色を変えたい、汚れたからきれいに戻したい。
それぞれの要望にお応えできる実は見逃せない商品の一つだったりもします。
粘着層がすでに弱っており、巻き変え時に粘着層の補強をしつつの作業となります、こちらは店頭での巻きかえ作業込み(工賃は別途1,100円頂戴しております)での販売となります。(テープのみのお持ち帰り販売は致しておりません)
遠方のお客様はグリップをご送付いただければ、巻き変えた上でご返送いたします。
ご遠方の場合のご購入のご相談はお問合せフォームよりもお受けしております。
]]>CAMBIUMシリーズに新しいコンセプトカラーが登場
SCAPE BAGシリーズなどとアッセンブルしやすく、グラベルやキャンプライドへ向けたアースカラーがとても新鮮
グラインデューロやアンバウンドなどグラベルイベントは勢いがあり、魅力的な遊び方の一つ。
今回のコンセプトカラーは、そんな外遊びバイクとの色合わせが楽しくなりそうです。
CAMBIUMシリーズに新しいコンセプトカラーが登場
SCAPE BAGシリーズなどとアッセンブルしやすく、グラベルやキャンプライドへ向けたアースカラーがとても新鮮
グラインデューロやアンバウンドなどグラベルイベントは勢いがあり、魅力的な遊び方の一つ。
今回のコンセプトカラーは、そんな外遊びバイクとの色合わせが楽しくなりそうです。
C15より約20mm幅を広くしたモデルでツーリングやロングライドまでこなせるオールラウンドなモデルです。
硬化天然ゴムベースのハンモック効果による優れた乗り心地をそのままに、防水性と高い耐久性を発揮するナイロントップカバーを採用したモデルで、真夏の日差し・風雨や雪など気にすることなくお使いいただけます。またバックプレートには新素材「ファイバーグラス繊維」を採用し、サドルバッグ用のループも空いております。
MADE IN ITALY
BROOKSからデッドストックを発掘
数量限定となりますが、メッセージイラスト入りのカンビウムサドルが日本上陸です。
今となってはBLACK/COPPERの限定モデルでしかラインナップがなくなってしまった、アルミベースにオーガニックコットンのトップを使用した貴重なモデルです。
]]>数量限定となりますが、メッセージイラスト入りのカンビウムサドルが日本上陸です。
今となってはBLACK/COPPERの限定モデルでしかラインナップがなくなってしまった、アルミベースにオーガニックコットンのトップを使用した貴重なモデルです。
もともとはテスト用サドルとして生産されたもの、特別なグラフィックでリリース時には非売品とされていました。
サドルのスペックそのものは試していただくように作られていますから、通常の製品版との違いは皆無。
違いはグラフィックと、化粧箱の有無だけ。
BROOKSサドルは常に新しい考えでカラーの追加やスペックのアップデートもされていますが、過去の仕様に貴重なモデルが有るのも事実。
天然ゴムとオーガニックコットンを使ったこのサドルは、本来BROOKSが自然の素材からサドルを生産しているというレザーサドルの製法の原点から意思が引き継がれています。
BLACK
NATURAL
BLACK
スチールフレームのバイクにはアルミのサドルベースから漂うこの金属感がベストマッチ
バイクコーディネイトの幅が広がるこのストックは見逃せません。
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BROOKS アーバンヘルメットが久々の入荷
アーバンロードヘルメット (HARRIER)
アーバンコミューターヘルメット (ISLAND)
アーバンロード、コミューティングに
シンプルなデザインながらも、新しい現代的なアプローチでBROOKSらしさを表現したラインアップです。
]]>BROOKS アーバンヘルメットが久々の入荷
アーバンロードヘルメット (HARRIER)
アーバンコミューターヘルメット (ISLAND)
アーバンロード、コミューティングに
シンプルなデザインながらも、新しい現代的なアプローチでBROOKSらしさを表現したラインアップです。
BROOKS専用デザイン KASK製ヘルメット
Mサイズ 52~58cm
Lサイズ 59~62cm
スポーティーなライダのためにロードヘルメットのデザインにBROOKSの美学を詰め込んだハリアーヘルメット。
ハリアー ヘルメットのデザインは、ビンテージのカスクにインスパイアされ、このハリアーは伝統とパフォーマンスの境界線をBROOKSらしく突いてきています。
(www.instagram.com/eroica.cc/ インスタグラムより画像転載)
そしてそのデザインはなめらかな外観を実現し、4つのエアチャネルが充分なエアフローを提供してくれます。
安全というパフォーマンスの部分だけでなく快適性も確保されたヘルメットに仕上がり、前部分にはCAMBIUMリベット型のBROOKSエンブレムが鈍いひかりで本体のマット感に渋く映ります。
フィットシステムはKASKヘルメット独自のUP'NDOWN TECHNOLOGYを採用
立体的に可動し、後頭部の押さえ位置をそれぞれの頭のベスト位置へと誘導してくれます。
ヘルメットMサイズの最大幅17cm
KASK生産モデルのため、アジアンフィットではありませんが横幅には少し余裕のあるサイズ感です。
Mサイズ 52~58cm
Lサイズ 59~62cm
頑丈なポリカーボネイト製のアウターシェルや軽く操作でき細かなノッチで調整のしやすいダイヤルアジャスターなど、必要な要素はすべて揃っているアーバンライダーに向けてBROOKSスタイルを提供するのがアイランドヘルメットです。
アジャスターはグローブをしていても調整しやすく、大型のダイヤルを装備。
ISLANDヘルメットは見た目にベンチレーションが少なく見えますが、それにも理由があります。
街乗りで突然の雨に合ってしまったときに、キャップを被ったように直接頭を濡らさないデザインになっています。
前方に設置されたベンチレーションホールから効率よく熱気を逃がせるように、頭頂部には大きく2本の風抜きが後頭部まで伸びています。
ヘルメットMサイズの最大幅16.5cm
一般的なグローバルフィットのサイズ感です。
街でもスマートに安全を手に入れてライドを楽しみましょう。
Eコミューターに、アーバンサイクリングに
あらたなコンセプトのCAMBIUMサドルが登場
E-BIKE コミューター向けのあらたなCAMBIUM
C67がついに日本上陸です。
Eコミューターに、アーバンサイクリングに
あらたなコンセプトのCAMBIUMサドルが登場
E-BIKE コミューター向けのあらたなCAMBIUM
C67がついに日本上陸です。
E-bikeの挙動を考え、そしてその心地よさをコミューターバイクにまでフィットさせてくれるオリジナルシルエットが特徴。
BROOKSの革新的なアイデアで、あらたなカテゴリーへBROOKSのコンフォートサドルとしてのメリットを提供していきます。
1) シルエットがお尻の位置を落ち着かせる
サドル後ろ端の隆起したデザインは、E-bikeの加速を安定的に受け止めお尻の位置を落ち着かせることが可能。
カーブしたノーズ部分は減速時にも、前後にポジションがずれない考えられたシルエットになっています。
2) 新たなファン構造を採用
サドル裏側には放射状にラインが入っています。
ただのデザインではなく、より柔軟性を出すことが可能でさらに寿命も延ばす事ができる画期的な新構造です。
3) CAMBIUMサドル最大の柔軟性
ただ幅が広いだけでなく、素材の柔軟性を究極なまでに体感できるコミューターサドル。
都会派の直立した姿勢で乗るバイクで、どこまででも走っていける快適さを提供します。
サドルの幅は200mm
レザーサドルに相当すると、B66が近似サイズとなります。
スプリングサドルの快適さをよりスポーティーな見た目で
そして実用に耐えうる全天候型でこれからコミューターバイクを楽しむライダーでも気軽に触れることのできるCAMBIUMサドルの登場です。
TESTサドルのご用意もあります、愛車でご来店いただければ装着の上でテストライドをして頂けます。
おかげさまでBROOKSサドルのメンテナンスのご依頼やお問い合わせを毎日のように頂いております。
やはり皆さん気になってらっしゃるのが革サドルを復活させられるのか。
今回ご依頼いただいたサドルもB17が乾燥してしまった状態、2008年3月生産の個体ですでに10年以上使われているサドルです。
全体的に乾燥しひび割れが見始められていますが、BROOKSは5.5ミリ厚の強度の高いレザーを使用していますのでまだまだメンテナンスで復帰させられる状態でした。
]]>やはり皆さん気になってらっしゃるのが革サドルを復活させられるのか。
今回ご依頼いただいたサドルもB17が乾燥してしまった状態、2008年3月生産の個体ですでに10年以上使われているサドルです。
全体的に乾燥しひび割れが見始められていますが、BROOKSは5.5ミリ厚の強度の高いレザーを使用していますのでまだまだメンテナンスで復帰させられる状態でした。
よくある比較ですが、ビフォアとアフター
革の銀面が剥がれ落ちた部分は流石に戻せませんが、BROOKS純正のPROOFIDEオイルを使用してきちんと保湿をしてあげました。
サドルの変形がひどい場合は全体を水洗いするのですが、今回はオイルを浸透させ適切な状態へ戻すところからスタート。
流石にサイドは広がってしまっており、裏から見ると三角形になっていますね。
革の裏側からもオイルを入れ、最後に目止め。
パキパキになっていた裏革も、水が入り込まないようにしっかりと仕上げます。
広がっていた部分の再成形も施し、きれいなサドルの形に復活です。
オイルが浸透したせいで作業後すぐは色が濃く出ています、革の表面の銀面を整え直したあとはバフで磨き仕上げていきます。
もともとハニーであったであろうサドルがブラウンの様に仕上がりました。
また乗り続ける上で、日にもあたりながら色の変化も楽しんでもらえると思います。
もちろん乗り心地が一番大事、革のしなり感を味わえるしなりも復活しテンション調整も施して完了です。
本来の乗り心地を取り戻し、まだまだ何年も使い続けて頂けると思います。
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本来の乗り心地を再現できないような痛み方の場合は、事前のお見積り段階で率直にお伝えさせていただくこともあります。
せっかく費用をかけても本来の快適さを取り戻せないようなメンテナンスはおすすめできない場合もございます。
まずは現状の確認をさせていただきたいので、メールでもお電話でも一度ぜひご相談下さい。
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TEL / 03-6809-5334
MAIL / info@cogtokyo.com
OPEN / 12:00 - 19:00
CLOSE/ 水・木
]]>SCAPEシリーズの小さな巨人
コバンザメ部隊とも言うSADDLE POCKET BAG
普通のサドルバッグと侮るなかれ、他のSCAPEバッグにアタッチメントして取り付けることができる便利なアイテムのご紹介です。
]]>SCAPEシリーズの小さな巨人
コバンザメ部隊とも言うSADDLE POCKET BAG
普通のサドルバッグと侮るなかれ、他のSCAPEバッグにアタッチメントして取り付けることができる便利なアイテムのご紹介です。
通常のシートレールに取り付けのできるベルクロストラップ取り付けタイプ。
BROOKSサドルの特徴でもあるサドルのループ専用ではないため汎用性の高いバッグになります。
バッグの両サイドはパッド入りのハイパロンパッチを装備しており、荷物を保護する役目を持ちます。
ダートを走る際に砂利など小石を巻き上げても、サドル下のバッグが守られるということになります、
またパニアバッグなどにアタッチメントしたときでもこのハイパロンパッチのおかげで荷物に対しての衝撃を和らげてくれることができます。
またこのSADDLE POCKETBAGの大きな特徴が他のバッグに装着できること。
シートバッグに取り付けてみたり。
パニアバッグに小物入れとして、追加の収納スペースを確保することも可能。
フレームに直接マウントすることも可能です。
ハイパロンパッチがいい意味でグリップしてくれるおかげで、ダイレクトマウントでもずれてしまうことはなさそうです。
このような取り付け方法には、よりパッド入りのハイパロンパッチが機能してくれますね。
シートチューブだけでなく、トップチューブに取り付けることもできます。
開口部分はもちろんYKK止水ジッパー
大きく口を広げる開口部も特徴のひとつ、バッグの約2/3も口を広げ小物のだしいれを容易にしてくれます。
ポケットバッグ単体はもちろん、他のバッグにコバンザメ式にくっつけて拡張性をもたせるなど、自由度高く使え小さくても大きなメリットのあるバッグのご紹介でした。
BROOKSサドルの選び方のご紹介も書きましたが、改めてSOFTENEDモデルのご質問を頂いたのでこちらも詳しく革の特徴などもお伝えしようと思います。
SOFTEND
通常のレザーサドルと違う部位、仕上げの原皮を使用しておりオイルド加工されたその革は馴染み期間を必要としないBROOKSサドルの中で文字通り一番柔らかいサドルになります。
]]>BROOKSサドルの選び方のご紹介も書きましたが、改めてSOFTENEDモデルのご質問を頂いたのでこちらも詳しく革の特徴などもお伝えしようと思います。
SOFTEND
通常のレザーサドルと違う部位、仕上げの原皮を使用しておりオイルド加工されたその革は馴染み期間を必要としないBROOKSサドルの中で文字通り一番柔らかいサドルになります。
大きくはこの4モデルでエイジド加工されたこのシリーズがラインナップされていいます。
まずは革そのものの特徴から
ソフテンドシリーズに使われている革はオイル加工されたヌバックを使用しています。
通常のレザーと同じく表革を使っていていますが、ヌバックなので表面加工がされています。
ヌバックといえば毛足は短くともバックスキンのように毛足の立っているものを想像しますが、サドル用には型押ししたような加工を施してあり鞣しだけの加工をした革を使っています。
ヌバック(牛)
表面加工をし毛羽立たせた起毛レザーを指しますが、厚みもあり強度としなやかさを持ち合わせています。
同じく毛足の立つスエードよりも表面を加工している分強い革になります。
スエード(牛、羊、ヤギ)
こちらは裏革を使用し、毛足は長いものが多いです。
バックスキン(鹿)
ヌバックと同じく表面の革を加工しています。
BACKSKINと解釈されがちですが、本当はBUCKSKIN
鹿革の総称ですが、日本では間違った解釈から裏革を意味する場合も増えています。
BROOKSはイギリスで育った、もしくはイギリス生まれでベルギーの牧場で育った牛からとれた革を使用しています。
表面を加工した革という意味ではバックスキンと同じですが、牛の革を使って生産されますので、ヌバックとなります。
革の仕上げでこれだけの種類がありますが、ヌバックは使い続ける中で経年変化もあり味わいが深くなってくる素材です。
このサドルは、店頭展示品を磨き続けたもの。
先の写真のサドルとすでに色の濃さが変わっています、実際のライドで使用すればさらに変化が出てきます。
通常モデルとは違う味わいがヌバックならでは、私的にはこのヌバックの経年変化がとても好きです。
ソフテンドシリーズは何度もいいますが、BROOKSのレザーサドルの中で一番柔らかく、馴染み期間を必要としません。
その分、革が外へ開こうと変形しやすいとも言えます。
ここで、このサドルのアイコンとなる靴紐が役に立ってきます。
サドル横にパンチングされた穴にシューレースを通し、左右に対してもテンションを調整することができます。
このシューレースのおかげでサドルの変形を抑えつつ、しかも紐のカラーを変えてみたり遊びの要素も足されています。
ソフテンドシリーズのいいところは様々あります。
通常の銀面を磨いたレザーサドルか、銀面をやすって加工を施したヌバックサドルか。
じっくり馴染ませながら自分のサドルに育てていくか、はたまた装着当日から馴染みの出た革サドルの快適さを取りに行くか。
見た目の好みだけでなく、用途やライドの頻度に合わせて選んでみてはいかがでしょうか?
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SCAPEシリーズ、問い合わせや現物チェックのご来店が増えています。
連休中に欠品していたアイテムもようやく揃い、オンラインストアも在庫更新しています。
続けてのご紹介はHANDLEBAR ROLL
]]>SCAPEシリーズ、問い合わせや現物チェックのご来店が増えています。
連休中に欠品していたアイテムもようやく揃い、オンラインストアも在庫更新しています。
続けてのご紹介はHANDLEBAR ROLL
このハンドルバーバッグはドライバッグに特徴があります。
付属されるドライバッグは、片開きでなく両開き。
両開きだけなら他社バッグでもあると思いますが、このHANDLEBAR ROLLに付属されるドライバッグは中が袋状になっているのが特徴です。
中袋を片側から出したらこんな感じになります。
この袋が中仕切りの役割をしますので、乾いたものと濡れたものを仕分けてパッキングするのがとても簡単です。
ドライバッグの中に仕分け用の小さいドライバッグを入れる必要はありません。
バッグインバッグをひとつのこの筒状のバッグがこなしてくれるのです。
筒状のバッグの中で、この袋は荷物の容量に合わせて可動式仕切りとなります。
これもアイデアですね。
仕切りとして使う必要がなければ袋の中にすべてパッキングしてしまえばいいだけの話。
荷物の量や他のバッグとの兼ね合いで、ハンドルに掛かる負荷を考えてライドに有利なパッキングをしてしまいましょう。
バッグの内容はドライバッグとホルスターの大きくは2つのパーツに分けられます。
■ホルスター
・フロントリフレクティブロゴ
・EVAフォームスペーサー
・アルミニウムバックル
・ハイパロン製ベルクロストラップ
■DRY BAG
・420デニールナイロン製
・IPX4防水
・ロールクロージャー採用(左右両開き)
■ 幅: 350mm-400mm / 高さ: 160mm / 奥行: 160mm(ホルスター)
■ 幅: 740mm / 高さ: 280mm(DRY BAG)
■ 容量: 10-12L
■ 重量: 670g
■ 耐荷重: 5kg
ストラップのフックはパニアバッグと同じくアルミのオリジナルフックを使用しています。
ハンドルとトップチューブへの固定にはEVAフォームのスペーサーが厚さ違いで複数用意されています。
バイクのサイズ、フレームの形状に合わせスペーサーの厚みを変え適応させることができます。
最新のスタイルのバッグであれ、VINTAGE MTBにつけてもカッコ良し。
グラベルのドロップバーやフラットバーにも様々なバイクに合わせることができます。
ドロップバーの場合はハンドルとの干渉を考えてドライバッグのロール量を合わせる必要もあります、ハンドル形状により積載量に関しては幅がでますのでご注意を。
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SCAPEシリーズから前回のパニアバッグに続いてのご紹介はシートバッグ
バイクパッキングでは定番のシートバッグ、この形はキャリアを取り付けることなく効率的にパッキングをすることができる機能バッグ。
キャリアダボの無いロードバイクでも、積載量を確保することができる人気のモデルです。
]]>SCAPEシリーズから前回のパニアバッグに続いてのご紹介はシートバッグ
バイクパッキングでは定番のシートバッグ、この形はキャリアを取り付けることなく効率的にパッキングをすることができる機能バッグ。
キャリアダボの無いロードバイクでも、積載量を確保することができる人気のモデルです。
ドライバッグとシートポストに取り付けるホルスターから構成される大容量サドルバッグ。
ホルスター型とは、わかりやすく言うとサドル下にケースを取り付けそのケース内にドライバッグを装着する2ピース型のバッグになります。
このホルスター型の利便性とは、目的地に到着して荷物を出し入れする際に、自転車についたままの不安定な状態でバッグの開閉と出し入れの作業をする必要がありません。
ホルスターからドライバッグをサッと取り出し、自由にパッキングができるのです。
この容量8LのドライバッグはIPX4の100%防水素材を使用しています。
※IPX4 とはどのくらいの防水性?
あらゆる方向から10L/分の水量の飛沫から守ってくれます、ライド中の雨なら全く問題ありませんね。
ホルスターの底面はマッドガードとしても機能し、泥はねやリアホイールとの接触を防止します。
ホルスターの前側(一番低い位置)にはホルスター内に水がたまらないよう水抜きの穴も装備、水たまりによる重量増も防げそうです。
2本のベルクロストラップでシートポストにもしっかりと固定でき、ドライバッグにはエア抜きバルブも装備されています。
これからのシーズンに、キャンプライドはもっとも旅の計画を楽しくさせてくれるライドのひとつではないでしょうか。
どんなカテゴリーのバイクであっても荷物の問題から開放してくれるSCAPEシリーズ、楽しいライドをサポートすることを約束します。
※シートバッグはサドル高に一部制限が出ます、場合によってはホルスター下部がタイヤと干渉する場合がありますのでクリアランスの確認が必要になります。
実測値でストラップを吊り下げるサドルのシートレールからホルスター下部までで19cm、シートレールからタイヤまでの距離が最低20cm必要となります。
■ ホルスター
・リフレクティブロゴ
・カムロック付きプラスチックバックル
・ドライバッグ固定用アルミニウム製フック
・エクストラバッグアタッチメント
・リアライト用マウントループ
・ナイロン製
■ DRY BAG
・420デニールナイロン製
・防水素材使用
・ロールクロージャー
・収納用エアバルブ付き
SCAPEシリーズから今回のご紹介アイテムはパニアバッグ
BROOKSのバイクバッグの中でどの時代も定番として愛用されているのがパニア
今までラインナップされていた、SUFFORK / NORFORKがこのタイミングでモデルチェンジという流れになります。
SCAPEシリーズとなり新たなスペックへと進化していますので細部をチェックしてみましょう。
]]>BROOKSのバイクバッグの中でどの時代も定番として愛用されているのがパニア
今までラインナップされていた、SUFFORK / NORFORKがこのタイミングでモデルチェンジという流れになります。
SCAPEシリーズとなり新たなスペックへと進化していますので細部をチェックしてみましょう。
■ 幅: 320mm
■ 高さ: 400mm-600mm
■ 奥行: 160mm
■ 容量: 18L-22L
■ 重量: 760g
■ 耐荷重: 9kg
■ ロールトップクロージャー
■ YKKジッパー使用フロントポケット
■ IPX4 防水素材使用
■ Klickfix アルミニウム製アタッチメント付属
ロールトップクロージャーになっており、固定金具にはアルミのフックを使っています。
このあたりの素材感はBROOKSならでは、樹脂製のカチッとを使用しているパニアがほとんどと思います。この少しのこだわりで樹脂フックが劣化で折れたりなど、旅先でのトラブルも回避することができますね。
そしてバッグサイドのストラップの固定部分には2つのループが付いています。
このループはSCAPEシリーズのコバンザメ部隊、SADDLE POCKET BAGなどをつけたりテールライトを装着することもできます。
拡張性の自由度が高いこともSCAPEバッグの特徴の一つ、外ポケットに少しの収納性を追加したり、収納する荷物の内容に合わせて仕切りとして考えるのもありです。
メインのパニアには着替え類などライド中に出し入れのすることがないものを基本的にはパッキングし、POCKET BAGにはCO2やマルチツールなどを収納しておくのもいいかもしれませんね。
バッグの容量は18L~22L
トップを固定するストラップ自体はかなり余裕を持った長さになっています。
ロールトップで巻き取りますからストラップの長さにはそれなりの許容範囲をもたせる必要がありますが、このような長いストラップのあまりをどう処理していますか?
SCAPEパニアのストラップエンドにはベルクロが縫い付けられており、写真のようにストラップを巻き取り長さを調整してベルクロで固定します。
あまりをゴムのリングで固定するものや、樹脂のフックに引っ掛けるようになっていたりするものが意外と多いと思います。
ストラップの処理には色々なスタイルがありますが、これなら気がついたらほどけてしまいストラップが宙を舞うことを防ぐことができます。
パニアバッグはホイールに限りなく近い位置に取り付けるバッグ、ストラップがヒラヒラしてしまっては巻き込んでしまいます。
ここにもちいさなトラブル回避の技があります。
アタッチメント部分には、RIXEN & KAUL 社のKLICKfixを採用しています。
アタッチメントといえば、というほど信頼性高く様々なブランドにパーツを供給しているのがこのRIXEN & KAUL になります。
キャリアの取付パイプ経 8~16mm
パニアバッグ自体の耐荷重は9kgと設定されていますが、実際にはアタッチメントの耐荷重に準じます。
このアタッチメントの耐荷重が10kgとなりますので、安全マージンを取った上で9kgと設定されています。
アタッチメント両サイドにはループが備わっており、別売のショルダーストラップを装着することも可、簡単にバッグを持ち運ぶためのストラップは装備済です。
BROOKSロゴはリフレクティブ
外ポケットにはフラップ付きのYKK止水ジップ
細かい仕様も怠ることなく、BROOKSの旅に対する世界観が思う存分体感できるパニアバッグの登場です。
前回の記事ではレザータイプのグリップをご紹介しましたが、今回はラバータイプ、CAMBIUMにぴったりフィットするモデルをご紹介してみます。
CAMBIUM RUBBER GRIPS
RUBBERタイプの細身グリップ
片側キャンバス(オーガニックコットン)
反対側はラバーのマッシュルームタイプ
]]>前回の記事ではレザータイプのグリップをご紹介しましたが、今回はラバータイプ、CAMBIUMにぴったりフィットするモデルをご紹介してみます。
RUBBERタイプの細身グリップ
片側キャンバス(オーガニックコットン)
反対側はラバーのマッシュルームタイプ
ひだの高さは均一で強く握ると指先でひだが潰れるのを感じるくらい。
通常ではコットン側を手のひら、マッシュルーム側を指先に向けるのが正しい取り付け向きです。
好みによっては逆にしてももちろん構いませんが、エンド部分の固定ネジが上に向いてしまうのでその部分の見た目の美しさは少し我慢になります。
パーツ構成はグリップ本体に、固定用のアルミクランプが内外で2個、ラバー製のエンドプラグ。
固定のボルトは3mmの六角レンチを使用して回します。
締め付けトルクの指定は特に明記されていませんが、この3mm頭の六角を使用したボルトの締め付けトルクは3~4Nmをおすすめします。
(締めすぎによりボルトの頭を飛ばしてしまうことがあります)
前の記事でご紹介したスレンダーグリップはさらに細いボルトを使用していましたのでトルク指定が異なっていましたね。
使用するボルトの太さ、ボルトの強度区分により適正トルクは変わってきますので参考にされて下さい。
MADE IN FINLAND
CAMBIUMシリーズのサドルとセットアップできるカラーラインナップがあり、バイクのコーディネイトをスッキリまとめてくれます。
同じカラーで揃えるのも定番ではありますが、ゴールドリベットのサドルにオレンジクランプや、レザーサドルにナチュラルラバーをつけるなど色合わせを楽しまれる方もたくさんいらっしゃいます。
自転車のカスタマイズドの要素で、色合わせはとても重要な部分ではないでしょうか?
グリップだけ少し外した感なども可愛らしくなったりします、色合わせを楽しんでしまいましょう。
サイズは定番の130mmとショートタイプの100mm
130mmで実測重量154g
100mmで実測重量124g
ERGON社とのコラボグリップで人気のGP1シリーズで認められた抜群の握りやすさ、このラバーグリップシリーズでもそれを味わうことができます。
(GP1グリップと違いERGON社製ではありませんので、ERGON社のエンドプラグは使用できません、お気をつけ下さい。)
この微妙なアールを描いたラインと、横からみたときの微妙な厚みの加減。
これは本当に握ってもらいたい、握ったら絶妙な加減がよくわかります。
握ると本当に手にしっくり馴染みます。
強く握らなくてもそっと手を添えてあげるだけでもホールドしてもらえる感がすごい。
手のひらの接地面が広くなりますので、局部的な圧迫を抑えるとともに手首が返ってしまうような事もなくなるので長時間のライドが本当に快適になります。
コミューターやフォールディングバイクなどにもおすすめしたいですね。
手のひらをおける部分の最大幅が50mm
人差し指で握る部分が直径30mm
人間工学における計測データの学術記事がありました。
出典元
http://www.mem50212.com/MDME/MEMmods/MEM30008A-EcoErgo/Ergonomics/Ergonomics.html
欧米人の集計値となり日本人の手とは多少異なるのかもしれませんが、BROOKSのグリップも欧州製品。
この図でも指でつかめる最大値が1.5インチ(3.81cm)となっています。
rung diameterとあるのではしごを登るときに握る部分のパイプ経を想定しているのでしょうか。
図でもわかる通り一番長い中指でつかめる最大値のようですが、直径3cmのグリップはしっかり握ることを考えると適正な太さなのかもしれませんね。
パーツ構成はグリップ本体にアルミクランプ内側のみ、エンドプラグの3点
エンドプラグの差し込み部分は、様々な内径のハンドルに対応できるようラバーですが、ハンドルの外に出る部分はアルミの美しいキャップになっています。
固定ボルトは3mm六角頭のボルトで固定します。
こちらもRUBBER GRIPと同じ3~4Nmが推奨。
(締めすぎるとボルトの頭が飛んでしまうおそれがあります)
サイズは定番の130mmとショートタイプの100mm
130mmで実測重量198g
100mmで実測重量164g
カラー豊富でサドルとのコーデも楽しめるRUBBER GRIPか長距離でも体への負担を減らしてくれるERGOグリップか。
レザーグリップと合わせて、バイクに用途に最適なグリップを見つけてみましょう。
]]>
こうやって並べてみるとグリップのラインナップもたくさんありますね。
素材だけにとどまらず、いまは用途に合わせた製品を選べるまでにここまで豊富なラインナップが用意されています。
形も素材もそれぞれ特徴が異なります。
ラインナップを紹介しながら違いを見ていきましょう。
]]>こうやって並べてみるとグリップのラインナップもたくさんありますね。
素材だけにとどまらず、いまは用途に合わせた製品を選べるまでにここまで豊富なラインナップが用意されています。
形も素材もそれぞれ特徴が異なります。
ラインナップを紹介しながら違いを見ていきましょう。
BROOKS GRIPの定番中の定番
スレンダーグリップ
サイズは定番の130mmとショートタイプの100mm
ショートタイプはグリップシフトが装着されたバイクや少し前のBROMPTON Mハンドル用にラインナップされています。
グリップの固定はエンド部分のトルクスネジを締めてハンドルに固定します。
パッケージの◯部分に、トルクスのビットが入っていますのでこれを使って締め込んでいただきます。
※現在の生産分には工具が付属しておりません、在庫が混在しておりますが工具付きの販売が終了した時点で順次入れ替わります。(2024.1.25時点)
固定トルク0.75Nm
これはハンドルの内側も外側も同じ締付け具合、専用のトルクレンチをもっていない方が殆どと思います。
締めすぎたときの壊れ方はボルトが折れることがほとんど。
ラインナップの中で一番細いボルトを使っていますので締めすぎには要注意です。
トルクレンチがなければ、締めては握って固定力を試すの繰り返しです。
動かないか試して、動かなくなったところで止めていただくか、気持ち45°くらい増し締め程度でいい具合です。
最終的にはショップなどでトルク管理をしてもらってください。
握る部分の太さは直径29mm
重量は130mmが実測119g
100mmの重量も実測したかったのですが在庫切れ、次の入荷で実測して記載しておきます。
エンド部分を外すとバーテープ状の革が巻かれています。
構造的には巻きかえが可能なのですが、現在リプレイスのテープは廃盤となりとても希少なものとなってしまいました。
ですが、こちらではリプレイステープを少量ご用意しております。
デッドストック品のために粘着層の経年の劣化に対して、補強の上で巻きかえ作業をしております。
店頭でのみ巻きかえの作業をお受けしております。
ご興味のあるお客様はカラーのご用意もありますので、ぜひご相談下さい。
特徴的な見た目のプランプグリップ
ドーナツ状の革を並べてると言ってイメージわくでしょうか?
このグリップをバラしてみると、面白い部品がたくさん。
革のドーナツをホイールに使われるスポークに串刺しにしている状態。
スポークとニップルを締め込み、両端のエンド金具でドーナツを挟み込んでいるのです。
付属に短いスポークがついていますので、スポークを入れ替えて革のドーナツの枚数を減らしてあげることで100mmグリップに変えてしまうことができます。
スレンダーグリップは100mmか130mmか選んで買う必要がありますが、このプランプグリップはサイズ調整ができるのでそもそもサイズ選択がありません。
そしてこの革ドーナツ
サドルを作るときにクリッカーでくり抜いた革の余り部分から抜き出されます。
そう、革の素材はサドルと同じクオリティなのです。
握っているときに触れる部分は、革の断面ということ。
断面のいい意味でバサバサしている感じが滑りにくく、使い込むことで滑らかさが出て経年変化が楽しいグリップです。
マイバイク。
プランプグリップをつけてはや7年
握る部分はすでにバサバサな感じが抜けて、色の変化がいい味出してます。
握った感じは今でも快適、ここまで育つともう交換する気が起きなくなります。
握る部分の太さは直径35mm
重量は実測303g
パーツ点数も多いこのグリップはスレンダーに比べると流石に重量はありますね。
シャープな見た目ならスレンダー(ネーミングどおりですね。)、柔らかな握り心地ならプランプ。
どちらがお好みか、ライドスタイルに合うのか?
明日の次の記事ではCAMBIUMシリーズのグリップをご紹介していきます。
]]>BROOKSの新たなバイクバッグライン
SCAPE TARAVEL BIKE BAGシリーズ登場
このシリーズは防水素材、そして溶着構造により万能の耐候性を誇り、それぞれのアイテムをアタッチメントし装備することができるモデュラー構造で追加スペースを拡張できことも特徴的です。
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BROOKSの新たなバイクバッグライン
SCAPE TARAVEL BIKE BAGシリーズ登場
このシリーズは防水素材、そして溶着構造により万能の耐候性を誇り、それぞれのアイテムをアタッチメントし装備することができるモデュラー構造で追加スペースを拡張できことも特徴的です。
■最高の防水性
■スペースの「拡張」可能
■操作しやすい機能ジッパー
■信頼できるハイパロン性ストラップ
旅に必要な要素を組み込んだ新しいトラベルバッグシリーズです。
イメージ画像はハンドルバーロールバッグにハンドルバーポーチを装着したもの。
ハンドルバーポーチの荷物の出し入れの素早さとロールバッグの積載量との融合で、コクピット周りの荷物の整理がさらにレベルアップしたものとなります。
19,800円(税込)
SCAPE HANDLEBAR ROLLはホルスターとドライバッグが分かれた構造。100%防水(IPX4)のドライバッグは10-12Lの容量で、バイクパッキングやアドベンチャーライドに最適です。
■ ホルスター
・フロントリフレクティブロゴ
・EVAフォームスペーサー
・アルミニウムバックル
・ハイパロン製ベルクロストラップ
■ DRY BAG
・420デニールナイロン製
・IPX4防水
・ロールクロージャー採用(左右用側)
■ 幅: 350mm-400mm / 高さ: 160mm / 奥行: 160mm(ホルスター)
■ 幅: 740mm / 高さ: 280mm(DRY BAG)
■ 容量: 10-12L
■ 重量: 670g
■ 耐荷重: 5kg
10,780円(税込)
防水素材を使用したハンドルバーバッグ。上部の2本のベルトとアルミニウム製アタッチメントで簡単にハンドルバーに取り付けできます。■ 幅: 250mm
■ 高さ: 120mm
■ 奥行: 120mm
■ 重量: 140g
■ 容量: 3L
■ 耐荷重: 3kg
■ YKKジッパー/プロテクションフラップ
■ アルミニウム製バックルアタッチメント
■ ヘッドチューブ固定用ベルト
■ 防水素材使用
シートバッグにポケットバッグを装着すれば、外ポケットとしてツールなどの小物を別収納も可能。
ポケットバッグはそのコンパクトさを武器にいろいろなアイテムに装着し用途を広げてくれます。
7,590円(税込)
SCAPE SADDLE POCKET BAGは、幅150mm、高さ55mm、奥行80mmのコンパクトな防水サドルバッグ。ジッパーも防水加工され、雨の日のライドで巻き上がる水や泥はねからも内容物を守ります。
■ 幅: 150mm
■ 奥行: 80mm
■ 高さ: 55mm
■ 容量: 0.7L
■ 重量: 70g
■ リフレクティブロゴ
■ ハイパロン製ベルクロストラップ
■ 防水素材使用
20,900円(税込)
グラベルライドとアドベンチャーサイクリングの為にデザインされたホルスターとドライバッグからなる大容量サドルバッグ。容量8LのドライバッグはIPX4の100%防水素材を使用。
■ 全長: 400-600mm / 奥行: 140mm / 高さ: 180mm(ホルスター)
■ 全長: 620mm / 奥行: 320mm(DRY BAG)
■ 容量: 8L
■ 重量: 500g
■ 耐荷重: 3kg
20,680円(税込)
SCAPE PANNIERはIPX4防水規格の100%防水パニアバッグ。■ 幅: 320mm
■ 高さ: 400mm-600mm
■ 奥行: 160mm
■ 容量: 18L-22L
■ 重量: 760g
■ 耐荷重: 9kg
■ ロールトップクロージャー
■ YKKジッパー使用フロントポケット
■ IPX4 防水素材使用
■ Klickfix アルミニウム製アタッチメント付属
※画像はサドルポケットバッグをアタッチメントしています。
15,620円(税込)
100%防水の素材を使用したフレームバッグ。3Lの容量でバイクパッキングやアドベンチャーライドに最適です。■ 全長: 460mm
■ 奥行: 60mm
■ 高さ: 120mm
■ 容量: 3L
■ 重量: 200g
■ 耐荷重: 3kg
■ リフレクティブロゴ
■ 右側:フラップ付きYKK製ジッパー(内部にオーガナイザー付きの大きいポケット)
■ 左側: KCC製防水ジッパー(アクセサリー用の小さいポケット)
■ ハイパロン製ベルクロストラップ
■ 防水素材使用
9,240円(税込)
SCAPE TOP TUBE BAGは100%防水の便利なトップチューブバッグ。ジッパー部分にも防水加工が施されており、バッグの中身を濡らしません。■ 幅: 210mm
■ 高さ: 110mm
■ 奥行: 40mm
■ 容量: 0.9L
■ 重量: 100g
■ 耐荷重: 1kg
■ リフレクティブロゴ
■ KCC製防水ジッパー
■ ハイパロン製ベルクロストラップ
■ 防水素材使用
REFLECTIVE PATCH
880円(税込)
あらゆるSCAPEシリーズのバッグに取り付けのできるリフレクティブパッチ
■ハイパロン製リフレクティブパッチ
BROOKS LABシリーズは「無限の旅のために」というコンセプトを表現した限定生産アイテムです。
イミグレーションスタンプのモチーフを各アイテムへと取り入れることでこのコンセプトを表現しています。
なかなか自由に旅に出れない状況ではありますが、だからこそ旅への想いがこめられたこのLABシリーズで自転車で味わうことができる自由や
限りのない旅へ想いを馳せてライドを楽しんでみてはいかがでしょうか。
]]>イミグレーションスタンプのモチーフを各アイテムへと取り入れることでこのコンセプトを表現しています。
なかなか自由に旅に出れない状況ではありますが、だからこそ旅への想いがこめられたこのLABシリーズで自転車で味わうことができる自由や
限りのない旅へ想いを馳せてライドを楽しんでみてはいかがでしょうか。
B17 SPECIAL BROOKS LAB 26,400円(税込み)
CHALLENGE BROOKS LAB 0.5L 15,928円(税込み)
国内には極少数のみの入荷となっており、大変貴重なアイテムになりそうです。
過去にもB17シリーズをベースにした魅力的な様々な限定サドルが出ていました。
B17 WORLD TRAVELER
BROOKSが築いてきたスポーツ選手の英雄たちとの歴史ある関係と長距離ツーリングに魅せられた人々との強い関係を讃えて作られたスペシャルサドル
B17 CHAMPION SPRINTER
1925〜1950年の半ばまで生産され、その後ラインナップから姿を消したB17 Champion Sprinterが10年ほど前に1925個だけ限定復活したことも
それぞれとても魅力的で貴重なサドルです、何年経っても色褪せない赤ワインのようなものとBROOKSサドルは比喩されることがあります。
LABシリーズも発売から何年も経った未来に、さらに味わいを深め魅力的なアイテムへとなっていくことでしょう。
商品のご購入はこちら
]]>2021年に新たに発表されたSCAPE BIKE BAG シリーズ
自転車の旅をさらに最高なものへとしてくれる、機能的なトラベルバッグシリーズが入荷してきました。
100%防水のこのバッグはバイクパッキング、グラベル、ロングツーリングなどに最適なバッグですが、日常的なライドでもとても役に立ちます。
最初にご紹介するのはFLAME BAG
]]>自転車の旅をさらに最高なものへとしてくれる、機能的なトラベルバッグシリーズが入荷してきました。
100%防水のこのバッグはバイクパッキング、グラベル、ロングツーリングなどに最適なバッグですが、日常的なライドでもとても役に立ちます。
まず最初にFLAME BAGからご紹介していきます。
最大容量:3L
W 460 x H 120 x D 60mm
重量:200g
最大積載量:3kg
右側のメインコンパートメントにつながる入り口にはYKK止水ジップを装備
指一本で簡単にジッパーを操作できるようになっています。
止水ジップの上にはフラップが被さっていますので、ライド中の雨から荷物を完全に守ってくれます。
メインコンパートメントの中にも小物の仕分けができるポケットもあり
この中はすでに水から完全に守られた防水エリアなので、ここのジップには軽量なタイプが使われています。
左側のオーガナイザーにつながる入り口にはKCCウォータープルーフジップが装備されています。
ジップロックをイメージしたら良いでしょうか、動きも非常になめらかで操作性と防水性にすぐれたジッパーを使用しています。
左側のオーガナイザーとメインを繋ぐ部分にはケーブルホールが用意されています。
メインにモバイルバッテリーを収納して、小物入れのスマホへ充電ケーブルを通すなど今の時代のライドスタイルに適応する機能をもたせています。
メインの荷室の中にあるツールや、多くの荷物と一緒にデジタルガジェットを収納するのは気が引けます。
サイドのオーガナイザーにガジェット類を忍ばせて置けば、使うときに荷物をあさり探す手間から開放されます。
メインコンパートメントのモバイルバッテリーからハンドル周りにも電源を供給することが可能です。
ヘッドライトやGPSなど、ハンドル周りに装着されるものにその状態のままケーブルを送ることが可能です。
もちろんこのケーブルルートにもフラップと防水のためのロックが付いています。
ハイパロンとはクロロスルフォン化ポリエチレンというゴム素材で
耐突刺性に長け、昔からゴムボート等に使用されていた防水素材です。
特性としては他のゴムと比べ耐熱性、耐候性に優れています。
このハイパロンベルクロは本体に縫い付けられたり、溶着されている事はありません。
すべてをベルクロループに通すことにより、取り付け部分から裂けてきたりなどの重量を原因とするトラブルから開放されます。
もし本体に縫い付けていたのならば、縫い目から水が侵入したり縫製の問題で取れてしまったりする可能性があります。
水を被っても滴り落ち、表面のナイロン素材の裏にはラミネート加工がされています。
ナイロンに若干の水の染み込みが起きたとしても裏側に水分が染み出すことはありません。
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前回はカタログ上でのラインナップの選び方を説明してみました。
この記事では、店頭でよく聞かれる質問などを参考に選び方につなげて見ようと思います。
この記事では、店頭でよく聞かれる質問などを参考に選び方につなげて見ようと思います。
LEATHERサドルかCAMBIUMサドルか、さてどちらが合っているのでしょう。
乗り方などをベースにお伝えしていきます。
( A ) 通勤やロングトラベルなど天候関係なしに自転車に乗る。
( B ) 雨の日は自転車には乗らない。
この場合、( A ) いつでも自転車で移動したい人にはCAMBIUMがおすすめ
全天候型、メンテナンスフリーな天然ゴムトップを使用したCAMBUIMは水に対する耐性が強く、濡れてもさっと拭くだけで問題なく使用いただけます。
通勤で雨だろうと、風だろうといつでも自転車で行っています。という方はCAMBIUMの方が安心かもしれません。
レザーサドルは濡れてしまった場合、体重をかけずに自然乾燥をさせたほうが長持ちします。
( B ) そもそも雨の日には自転車に乗らないので濡らすことはない、という方はどちらをチョイスしてもBROOKSの快適さを味わうことができます。
店頭でお話をしていると( B ) に当てはまる方が多い印象、行動を整理していくと雨でも自転車を楽しむのか、不安定な天候ではそもそも乗らないのか。すこし答えが見えてきそうですね。
( A ) 手入れとか、ちょっと苦手かも。自転車そのものもいつメンテナンスしたっけ?
( B ) 好きなもの触っているだけで時間が過ぎていくの忘れちゃう、、
どちらのタイプの方も心配ありません。
( A ) 手入れとか苦手な方でもCAMBIUMサドルはメンテナンスフリーのため特に目立った手入れをしなくても常に快適な乗り心地を提供してもらえます。
レザーサドルは自然の素材ですから保湿のためのクリームはたまに塗って上げたほうがベスト、でも難しいことはありません。
人と同じ、洗顔後のクリームと一緒です。
( B ) の使って、触って時間を忘れてしまう凝り性なあなたはレザーサドルを磨いてメンテナンスをすることも楽しく感じられるかもしれません。
革靴や革のバッグと同じように定期的なメンテナンスを楽しんじゃいましょう。
BROOKSサドルは多種多様なカテゴリー、用途の自転車に合わせることが可能です。
グラベルバイクにCAMBIUMを付けようと考えている。
ロードにCAMBIUM付けたいけど重量気にするならC13でしょうか?
MOULTONやBROMPTONにレザーサドルを付けたい。
ピストにレザーサドルが渋いと思うんだけど、
通勤用のクロスバイクに付けてみたい、
など色々なリクエストがあります、それぞれの使い方や相性がある場合も考えられます。
これはだめ、というケースは殆どありません。
全てを文章にはしきれません。ぜひ、直接ご相談くだされば一緒にベストサドルを見つけていきます。
座ったときの快適さやサドルの寿命も気になるところですね。
これは座り心地を仮にグラフ化したもの。
それぞれの特徴を簡単に理解できると良いと思います。
LEATHERサドル 矢印上向き
新品の時は製品としての座り心地は一番下からスタート、まだ誰のお尻にも合っていなく革の馴染みも無い状態です。
乗り始めていくと革の弾力もでてきて少しづつ乗り心地は良くなっていきます、ある一定の馴染みが出たあとは最高の乗り心地を味わうことができ、最終的にはあなただけのサドルとして革が寿命を迎えるまでずっと成長し続けていきます。
CAMBIUMサドル 矢印水平
革のような変形や馴染みによる成長は素材の特性上ありませんが、馴染ませる必要もなく新品のときから馴染みの出たレザーサドルのような体感を味わえます。
いつか成長した革サドルの快適さに追い越されるときが来るかもしれません。
フォームの入っているサドルと違い、ヘタリも出にくいのでほぼ水平に近い性能曲線を描きます。
一般的なサドル 矢印下向き
ここで言う一般的なサドルはサドルトップにフォーム(スポンジみたいなもの)が入っているものを指しています。
お店においてある新品のときが、メーカーの考える最大の性能が発揮されます。 厳密に言えば使い始めたときからフォームのヘタリが始まっていきます。
よく10年以上使えています、と聞きますが形は残っていれど本来の性能は発揮できない状態にヘタっているはずです。
革サドルはずっと成長を続けることが最大の特徴
CAMBIUMは良い状態からスタートしそれを限りなく維持していきます。
BROOKSがコンフォートサドルとしてたくさんの自転車乗りに認められてきた座り心地をぜひ味わってください。
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BROOKSサドルのラインナップは多岐にわたります。
どれが自分に取ってのベストサドルなのか?
解りにくいところもあるかと思います、乗り方やシチュエーションに合わせてシンプルにラインナップを整理してみましょう。
]]>どれが自分にとってのベストサドルなのか?
解りにくいところもあるかと思います、乗り方やシチュエーションに合わせてラインナップを整理してみましょう。
BROOKSサドルは用途やライディングポジションによりラインナップが整理されています。
◯ どれくらい前傾姿勢をとるのか?
このアイコンはライダーの乗車姿勢を表しています。
45°前傾(画像左アイコン)して乗るようなスポーツバイク系であればOVER VIEWの一番上の段にある 「B17 NARROW」 「SWALLOW」 「SWIFT」が推奨
60°の前傾(画像中アイコン)で乗るツーリングやコミューター、マウンテンバイクなどは「B17」 「FLYER」が推奨
90°(画像右アイコン)はほぼ上半身が垂直に起き上がっていますね、ママチャリを想像してしまいますが、電動バイクやよりアップライトなハンドルバーを装備したコミューターなどにおすすめ、「B66」を筆頭にスプリングサドルが推奨です。
◯ 4つの仕様、どれを選べばいい?
STANDARD / CARVED / SOFTENED / SPECIAL
レザーのしなりを顕著に体感できるよう真ん中に穴をあけています、馴染むまでの時間も早く弾力性のある乗り心地を味わえます。
尿道圧迫を防ぐために凹みを作るサドルも多いですが、BROOKSは革のしなりを出す目的で穴を開け、同時に圧迫からの開放も得ることができています。
通常モデルとは別の部位の革を使い、表面にはエイジド加工がされた柔らかい革を使っています。
押すだけで柔らかさの違いが体感できるほど、その分革が左右に開こうとしてしまうのでサイドに穴あけ加工をし、レースで縛って形を保持しています。
手作業で仕上げを施すスペシャルモデル、緑青の経年変化も味わい深い銅製の鋲を使い仕上げられています。
ファクトリーには手打ちの職人さんが片手で数えられる人数しかおらず、その人数で世界中のスペシャルサドルの生産を請け負っています。
ノーマル仕様の鉄鋲サドルが25個作られるのとほぼ同じ時間で、スペシャルサドルは1個しか作れません。
◯ 革を馴染ませ、お尻の形へと変形しながら成長し続ける160年続く定番を味わうならSTANDARD
◯ 革そのものの柔らかさをひつようとするならSOFTENED、馴染ませる時間は必要ありません。
◯ 革の弾力さで快適さを味わうならCARVED、通常のモデルに比べ馴染み期間は早くあなたのお尻にフィットしてきます。
◯ 美しさと経年変化を楽しみたいならSPEICAL、自然の素材と職人の手のぬくもりを感じられる趣味性の高いシリーズ。
以上が大きく分類される4モデルの仕分け方になります。
基本的には女性用と考えて下さい。
先端側を3cmほど短くし、坐骨面の横幅も若干幅広く取っています。
骨盤の違いから女性向けにフィットしやすく形状を変えたラインナップになっています。
「B17 SHORT」「FLYER SHORT」「B66 SHORT」「B67 SHORT」の4モデルがあります。
CAMBIUM シリーズ にも同じ要素でラインナップが揃えられています。
◯ どれくらい前傾姿勢をとるのか?
このアイコンはライダーの乗車姿勢を表しています。
45°前傾(画像左アイコン)して乗るようなスポーツバイク系であればOVER VIEWの一番上の段にある 「C13」 「C15」が推奨
60°の前傾(画像中アイコン)で乗るツーリングやコミューター、マウンテンバイクなどは「C17」
90°(画像右アイコン)電動バイクやよりアップライトなハンドルバーを装備したコミューターなどにおすすめ、「C19」が推奨
◯ 3つの仕様、どれを選べばいい?
STANDARD / CARVED / SPECIAL
レザーと同様にトップのラバーのしなりを顕著に体感でき、手で押すだけで座面がしなるのが体感できるほどです。
尿道圧迫を防ぐために凹みを作るサドルも多いですが、BROOKSはトップのしなりを出す目的で穴を開け、同時に圧迫からの開放も得ることができています。
現在、定番のCAMBIUMサドルはトップの素材にナイロンを使用していますが、SPECIALシリーズはオーガニックコットンを使っているために使用感を楽しんだり、アルミダイキャスト製のベースを使用しています。
限定のカラーサドルなどもSPECIALシリーズとして展開されることが多くあります。
C13 はカーボンレールを使用したモデルの総称です。
「C13 132」 → C13 カーボンレールの132mm幅
「C13 132 CARVED」 → C13 カーボンレールの穴あき132mm幅
「C13 145」 → C13 カーボンレールの145mm幅
「C13 145 CARVED」 → C13 カーボンレールの穴あき145mm幅
「C13 158」 → C13 カーボンレールの158mm幅
「C13 158 CARVED」 → C13 カーボンレールの穴あき158mm幅
レールには7 x 9 のオーバルレールを使用しいています、お使いになるシートピラー側が対応しているか確認が必要です。
こちらではカタログ値でのサドルの選び方の紹介になりました。
次の記事では、具体的にお客様から質問の多いシチュエーションなども加味した選び方をご紹介してみましょう。
今回お客様からお預かりしたのは、もう随分と放置してしまい革は乾燥しきって変形してしまったB17 NARROW
サドルは横に開いてしまいナローモデルが幅広サドルになってしまっています。
もう一度大事に使いたいとのことで買い替えではなくレザーのメンテナンスをすることにしました。
]]>サドルは横に開いてしまいナローモデルが幅広サドルになってしまっています。
もう一度大事に使いたいとのことで買い替えではなくレザーのメンテナンスをすることにしました。
BROOKSのレザーサドルは、革を最後まで使い切るために途中段階でトラブルに見舞われ使えなくなった金属部分の修理は行なえます。
しかし、レザーの張替えは行っておらず新品のトップにすることはできません。
馴染みの出ていない新品のトップにして、使い古した下半分を残すのであればコスト的にも性能的にも新品に買い替えたほうが賢いというBROOKSの修理ポリシーは確かに納得。
金属部分は交換修理
革はメンテナンス
ということになります。
今回のメンテ依頼のサドルは写真の通り大きく広がり変形してしまっています。
まずはそこから手を付けていくことにします。
革を柔らかくする工程(写真は非公開で、、)を経て再成形しているところ。
革の表面が光っていますが、乾燥過程で油分が抜けてしまわないように保湿しながら廃チューブで縛って形を固定しています。
ここから1週間、直射日光を避けじっくりと乾燥させていきます。
再成形後は革を磨き直し、表面を整えて革に張りを出していき最後はテンション調整をしてライディング時に適度なしなりを出せるよう調整をしていきます。
かなり艶が戻ってきました。
広がっていたサイドもしっかりと形が戻っています。
もちろん新品のようには戻りませんが、使用感もしっかりレザーサドルの快適さを味わえるように回復し、味の出た革サドルという雰囲気になっていますね。
時間のかかる作業になりますが、思い入れのあるサドルを復活させたいなどあればご相談下さい。
個体ごとの状況によりますが、革サドルならではの快適さと味わいを戻せるようであればメンテナンスをお受けいたします。
手を入れ、快適さを取り戻せるのはBROOKSサドルの最大の特徴です。
自然の素材を使い、人の手で作られている。
だからこそもう一度手を掛けて、自分だけのサドルへと成長させていけるのです。
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