グラベルやマウンテンバイクを楽しむ夏場のライドにはハーフ丈のショーツが欲しくなりますね。
私も普段履きの短パンでライドに出たこともありますが、汗ばんでくるとパンツが肌に貼りつき非常に疲れた覚えがあります。
バイクライドにはバイクライド用のショーツがやはりおすすめ、ライドを快適にするための工夫がこのショーツには隠されています。
]]>グラベルやマウンテンバイクを楽しむ夏場のライドにはハーフ丈のショーツが欲しくなりますよね。
私も普段履きの短パンでライドに出たこともありますが、汗ばんでくるとパンツが肌に貼りつき非常に疲れた覚えがあります。
バイクライドにはバイクライド用のショーツがやはりおすすめ、ライドを快適にするための工夫がこのショーツには隠されています。
動きを妨げないために、いちばんの理由はストレッチ素材をペダリングするときの運動に合わせて方向性をもたせていること。
ショーツ前面は縦にストレッチするようファブリックを配置しています。
ペダリングで膝が上下するときにストレスなく足を回せるように縦にストレッチしようとしてくれます。
椅子に座って膝を上げると腿の部分が引っ張られるのがよく分かると思います。
このときの生地による引っ掛かりをなくすストレッチ性のおかげで運動量を確保することができるのです。
こちらはショーツの後ろ半分、お尻から裏腿にかけて
こちらは前身頃とは90°ファブリックの角度を変えることで横にストレッチするようになっています。
後ろ身頃はペダリングで膝を上げる際に、お尻を中心に引っ張られようとします。
この動きに合わせたファブリックの向きが足を回し続けるペダリングに最適なストレッチ性となっているのです。
ダートを走る上で転倒は常に避けて通りたい所。
しかし不意の転倒のときにもこの生地のおかげで様々なことから守ってもらうことができます。
リップストップ生地は格子状に織り込むことで、ほつれたり、破れたり、劣化しにくいのが特徴。
万が一、破れても裂け目が広がりにくい構造になっています。
また摩擦にも強く、岩などに擦れても耐久性があるため、ショーツが一回の転倒でだめになるリスクも減らしてくれ結果長持ちすることにも繋がります。
カジュアルにデザインされたJARYショーツはキャンプなどアウトドアシーンにも最適です。
PEdALEDで夏あそびを快適に楽しんでしまいましょう。
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今年は例年になく、早い梅雨明けでしたね。
長い夏が続きそうではありますが、夏に快適なサマーキャップのご紹介です。
PEdALEDでは定番アイテムとして毎年手ぬぐいキャップをリリースしています。
]]>長い夏が続きそうではありますが、夏に快適なサマーキャップのご紹介です。
PEdALEDでは定番アイテムとして毎年手ぬぐいキャップをリリースしています。
化繊を使用したサマーアイテムのように、うんちくがいっぱい並ぶものではありません。
でもこのキャップの魅力はやはり速乾性と軽さそして可愛らしい柄にあります。
手ぬぐいは平織りの木綿からできていて薄く軽量でかさばらず、その乾きやすさから雑菌が繁殖しにくいというのも特徴。
夏場のライドでヘルメットの下に合わせてあげ直射日光を遮るのはもちろん、体温が上がったときには手ぬぐいキャップを濡らしてその気化熱で頭を冷やしてあげるのもよし。
そしてこの手ぬぐいは日本の「かまわぬ」というブランドの手ぬぐいを使用しており、同じ柄の手ぬぐいを普段使いに使うのも楽しいと思います。
この柄はかまわぬでは「ごろごろ熊」
なんとも可愛いネーミング
他にも「おにぎり」や「大菊」とか
オリジナルの手ぬぐいのネーミングを調べるのですら楽しい!
国産手ぬぐいをイタリアで縫製しサイクルキャップへ形を変えて日本へ戻ってきました。
可愛らしくワンポイントアイテムにいろいろな柄を集めてみるのも楽しいですよ。
日本で古くから使われてきた伝統的なハンカチーフ、手ぬぐいで暑い夏を乗り切りましょう!
世界、特にヨーロッパと日本を比較して思う事が、前章でも触れましたが、自転車が文化になっている事となってない事の違いだと強く感じます。
自転車と生活の融合が自転車文化(バイクライフ)の広がりや定着になるでしょう。
このコロナ禍で自転車の利便性が再認識され、通勤や週末のポタリングなどする人々はとても増えました。
]]>自転車と生活の融合が自転車文化(バイクライフ)の広がりや定着になるでしょう。
このコロナ禍で自転車の利便性が再認識され、通勤や週末のポタリングなどする人々はとても増えました。
しかし、それは一過性のものかもしれませんし「文化」というレベルの事ではありません。ただ需要が少し増えただけという事でしょう。
日本では「趣味はロードバイクです」、または「趣味はマウンテンバイクです」などとよく聞きます。
これは自転車を一日の数時間で楽しむ事かなと思います。
もちろん、それが悪いと言っている訳ではないので誤解しないでくださいね。
私が言いたいのは、そこから1ステップ、2ステップとステップアップする事が日本で自転車文化を定着させる事だと思います。
それは、私一人が吠えていても、、、それは全く進まないでしょう。
一人の人間の時間軸の中において、どれだけ自転車と関わりを持つ時間を持てるかが問題です。
私が思うに「バイクで何をするか?」ではなく、「バイクと一緒に何をするか?」だと思います。
キャプテン翼の名言「ボールは友達だ!」と同じで、「バイクは友達だ!」です。
一緒に走る、一緒に過ごす、一緒にキャンプ、一緒に寝る、一緒に笑う、一緒に楽しむ、一緒に時を刻む。バイクと一緒に何でも出来ます。無限です!!
みんながバイクと一緒に楽しい時間を過ごせば、この日本に自転車文化(バイクカルチャー)は広がり定着すると信じています。
私が創設したブランドですが、PEdALEDはみんなが作り続けるブランド!! である。と思っています。
それはピラミッド型の組織ではなく、ユーザーさんも含めた人々の点がつながったネットワーク組織なんです。
ある一つの案件や項目について、並列の立場で意見や感想を出し、戦い、互いに考え、話し合い、回答へ近づけていく。
それはPEdALEDにとって止められない重要なルーティーンです。
日本人の私が東京の片隅で立ち上げましたが、今は世界中の多くに人々が携わり、みんなに支えられてPEdALEDは前進しています。
特にユーザーさんからのフィードバックはPEdALEDが進化するために無くてはならない要素です。
みんながPEdALEDチームです。
日本では、まだまだ知られていないブランドです。
最近、元サッカー日本代表の中田英寿さんがテレビで自転車に乗られる際のウエアーとしてPEdALEDをネットで調べてくれて、COG TOKYOさんまで購入しに来てくれたと聞きました。
私も若い頃にサッカーを経験していますから、それはとても嬉しかったです。
その後テレビを観た方がCOG TOKYOさんを訪れたと聞き、さらに嬉しくなりました。
もっともっと日本の方にはPEdALEDを知っていただきたいです。
日本のユーザさんと一緒にコミュニティーを作っていきたいと思います。
その中心的な位置を担うのがCOG TOKYOでしょう。
ユーザーさんとの情報交換や純粋にライドを楽しむ場として広げていければ幸いです。
それから最後に
自転車は、これからの時代に再認識される、無限の可能性を持った乗り物です。
私自身これから新たに取り組んでみたい夢を持っています。
環境や人口の問題など、日本が抱える解決を少しでも。
ほんの少しでも助けるために、また世界中のライダーが日本に集い走りまわってもらうために、日本中に「点」を設け、それを「線」で結び、いずれは「面」になるような新たなプロジェクトに挑戦してみたいです。
文才のない私の記事に最終章までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。またこのような機会を与えていただいたCOG TOKYO様に感謝いたします。
ありがとうございます。
鈴木秀人
]]>イタリア、ヨーロッパでの自転車文化の奥深さを知る事になる。
ヨーロッパ市場がビジネスの中心に変った事で私の生活も一変しました。
2ヶ月に一度、滞在2〜3週間のペースでイタリアへ行き仕事をするので、年間の3分の1はイタリアでの生活となりました。
出張というより短期の単身赴任のような生活です。
]]>ヨーロッパ市場がビジネスの中心に変った事で私の生活も一変しました。
2ヶ月に一度、滞在2〜3週間のペースでイタリアへ行き仕事をするので、年間の3分の1はイタリアでの生活となりました。
出張というより短期の単身赴任のような生活です。
セラロイヤル社の社内にはあらたにPEdALEDセクションが設けられ、小さなチームとしてスタートしました。
イタリア人と日本人のチーム、、、仕事のチームや仲間ですが、実はそれは家族なのです。
仕事のプロジェクトの為に真っ向から自分の考えをぶつけ合い、納得するまで話し合い、自分をさらけ出す姿勢。
それが出来るのは相手を信頼して家族のようにならないと出来ない事だと感じました。
日本のように「上司に合わせて・・」「みんなの意見に・・」でも後で隠れて「俺は違う・・だ」とかは全くありません。
私にとってイタリアでの生活は、デザイン(創造)する事に対してとても大きな影響を受けました。
そんな環境でPEdALEDを展開出来る幸せ、イタリアンファミリーに感謝です。
中でも兄弟のようにほぼ毎日一緒に行動していたルカに、イタリアでの自転車との生活をいろいろ見せてもらいました。
彼のビンテージバイクのコレクション、行きつけのメカニックがいるバイクショップ、プライベートでの自転車仲間、など色んな場所や人々を紹介してくれました。
イタリア人との関係構築は、とにかくオープンマインドになる事で、自分をさらけ出した者を受け入れてくれます。「カッコつけたり、知ったかぶりしたら、、、終了です」。
余談ですが、フレームビルダーの巨匠の「ダリオ ビゴレティー」と友人になれたのも、さらけ出したおかげです。
彼と初めてあったのは、たしか2012年のユーロバイクでした。
イタリアチームの一人とダリオは話し込んでいました。
「一緒に外へ行こう」と誘われ3人で地べたに座り話しをしていました。
通りすがりのすべて人が「ダリオ」に「チャオ!!」と挨拶して行きます。
「誰だ、この人??」と思いましたが、名前を聞いただけで詳しくは聞きませんでした。
自転車界ではとんでもなく有名な人物ですが、なんと私は知らなかったのです。
彼から「俺の事知ってるか?」と尋ねられ、「ごめん。知りません」と答えました。
彼は笑って私を受け入れてくれました。その後は「ヒデ!ヒデ!」と言って友人として接してくれました。
大幅に話しが脱線してしまいました。
イタリアの週末の朝は、外に出ると年齢問わずバイクを楽しむライダーが山ほど居ます。ロードバイク、MTB、ビンテージバイク、、様々です。
ライドの途中のカフェでコーヒーとブリオッシュを楽しんだり、走り終わった仲間でテーブルを囲みビールやスプリツァなどを飲みブルスケッタなどをつまんだり、ゆっくりした時間を過ごしています。
それは草野球を楽しむ日本と近いと思うが、なにか「楽しむ」の感覚が異なっているのです。
言葉では言い表せない「生活の一部感」「生きてる感」という感じでしょうか。
大げさかもしれませんが、「自転車と一緒に人生を楽しんでいる」と私は感じました。
自転車に対する考え方が先進国であるイタリアは、ご存知の通りアパレルファッション界においても、高品質で妥協のない無い物作りは有名です。
PEdALEDは当初からメイドインジャパン(日本製)に拘って製品開発をしてきました。
止める事は出来ませんが、日本の繊維生産技術は海外(他のアジア地区へ)に流出してしまっていました。
私一人では非力ですが、何とか日本の繊維業界の底力を見せるためと日本の縫製工場を継続させたいと考えたからです。
残念な事に、これと同じようなことはイタリアでも起こっています。
イタリアに拠点を移したPEdALEDは、同じくイタリアのアパレル製造の底力と生産技術継続のためにイタリアでの物作りメイドインイタリー(イタリア製)に拘っています。
時間と共に培われた技術は、文字や映像に残したりしても再現出来ないことも多いのです。
まさに師匠の技(Maestro マエストロ)は経験と時間と失敗が詰まっており、例えばマエストロが描いた型紙の線はコンピューターの線より美しく正しい事が多いのです。
一見して同じ製品が出来上がったとしても、それを着用してライドした際の感触・フィーリングは全く違う物です。
イタリア製に拘るPEdALEDを着てライドしてみてください。
イタリアと日本の魂を感じて頂けると思います。
次回最終章へ
]]>フリードリヒスハーフェン。
スイスのチューリッヒからもそんなに遠くないドイツのボーデン湖の湖畔にある美しい街。
そこが世界最大の自転車業界の展示会「ユーロバイク」が行われる場所です、飛行機を乗り継ぎやっとの思いで現地に到着しました。
]]>スイスのチューリッヒからもそんなに遠くないドイツのボーデン湖の湖畔にある美しい街。
そこが世界最大の自転車業界の展示会「ユーロバイク」が行われる場所です、飛行機を乗り継ぎやっとの思いで現地に到着しました。
私はさっそく展示スタンドを準備するために場所に向かい、そこで現実を突きつけられました。
それは、圧倒的な展示会規模の大きさです。サイクルモードの会場いくつ分あるのでしょうか??
サイクルモードの会場10〜15個分ぐらいかと言った感じで、エントランスから自転車産業振興協会のJAPANエリア内の私のスペースまでの距離を歩いた時に、再びとんでもない規模の展示会に来てしまったと実感しました。
これだけの出展社数と広大な展示規模からすると私のPEdALEDのスタンドは豆粒、いいや米粒のように小さいものです。
はたして関心を示してくれる人や会社はいるのだろうか??
とても不安になった事を覚えています。
しかし、ここまで来たからには易々と帰れません。
宿泊したのは会場からは離れた湖畔のリンダウと言う街、そこから会場まではシャトルバスで向かいます。
初日に向けてテンションを上げ、火事場の馬鹿力といいますか
「もう恐れる物はなし!」
とスイッチが入りました。
スタンドに立ち、何がなんだか分からないうちに初日が始まりました。
自転車に関わる人がこんなにいるのかと思うくらいの人、人、人、です。
ヨーロッパの自転車文化、自転車の歴史の長さ日本とは比べ物にならない自転車に関する環境の違いを実感しました。
PEdALEDのスタンドにはジャージやビブショーツなど並んでいません。
日本製のデニムとヘンプのTシャツ、ユーズドウエアからのリサイクルで作られたカジュアルなサイクルウエアです。
スタンドの前を通過する人々の反応は
「お前ここで何を売ってるんだ?」
「これは普通の洋服だろ」
「日本のデニム屋か?」
などばかり、決して良い感触ではありません。
しかし、英語がほとんど話せない私は身振り手振りと知る限りの英単語を交えて必死に説明をしました、すると「面白いコンセプトのブランド」だとか、「悪くないね!」などと言ってくれました。
とにかく、少しでもPEdALEDに触れてくれた方に必死で説明を続けました。
海外の方は「好き」とか「嫌い」とか「好きだけど私の店舗に合わない」とかはっきり言ってくれるので、それは私にとって良いアドバイスになります。
がむしゃらに接客して何人と話しをしたのか記憶に無く、、、、そんなこんなであっという間に初日が終わってしまいました。
翌日、がむしゃらな2日目がスタートしました。
奇跡、それはその日の午後に起こりました。
私は立ち寄られたある女性に必死に説明をしました、とても興味を持ってもらえたので、ビジネスカードを頂こうと尋ねたところ、「後で持ってくる」と言われてそこからいなくなってしまいました。
「あー戻ってこないだろうなー」と思っていました。が、数時間後にその女性が戻ってきて、ビジネスカードを渡してくれました。
そして、明日もう一度来るから少し話しましょうと言われました。
私は女性の名刺を見て腰が抜けそうになりました、それがセラロイヤル社のCEOとの奇跡の出会いです。
その後、代る代るセラロイヤル社の各セクションの方達が訪れてくれました。
約束通り翌日もう一度来られて、セラロイヤル社の考えやビジョンなどを聞かせて頂き、数週間後に私がセラロイヤル社を訪れる事が決定しました。
これらの重要な会話は自転車産業振興協会の方に通訳を助けて頂きました、この出会いに手助けをして頂きいまでも感謝しています。
数週間後、私はイタリア北部にあるセラロイヤル社を訪れました。
セラロイヤル社は社名そのもののサドルブランド以外にもレーシングサドルで有名なFIZIKというブランドも展開をしており日本でも馴染みのある製品が多い会社です。
イギリス生まれの革サドルメーカーBROOKSやペダルで有名なクランクブラザーズなどもセラロイヤル社のグループ企業なのです。
とにかく会社の規模や美しい仕事環境に度肝を抜かれ、瞳孔が開きっぱなしの状態です。
そこで、ついにPEdALEDがセラロイヤルグループの一員になる事が決定したのです。
まるで事前から決まっていたかのように、その後の日程がどんどん決まって行きました。
そのままミラノへ行ったり、バーミンガムのBrooks Englandの工場へ行ったり、、、何がなんだか分からん状態です。
それから2ヶ月後に日本で正式に調印を行い,晴れて公式に発表されました。
これでPEdALEDの新たな歴史が始まり、長く継続するブランドにする事が出来ると思い、胸が熱くなった事を覚えています。
しかし、駄目なら即終わってしまうという事もあるので必死に新たな製品を創造しました。
ファッションチャンネル向けの展示会にはBrooks Englandブランドと一緒に春夏と秋冬の毎シーズン、ベルリン、パリ、ニューヨークで出展しました。
やがて世界的に有名なセレクトショップでも販売が始まりました。
さらに2012年のユーロバイクでは、アパレル部門のゴールドアワードを受賞する事が出来ました。
まだこの頃はカジュアルな製品がほとんどでジャージやビブショーツはありませんでした。しかし、PEdALEDの3レイヤーコットンジャケットはその性能と必要性を認められ、ゴールドアワードを受賞しました。
セラロイヤル社にとってもゴールドアワードは初めてとなり、私自身とても誇らしかったのを覚えています。
そこから、ユーロバイクアワードは5年連続受賞を続けました。
確か2度目か3度目かの受賞のあと、Rapha創設者サイモンさんがスタンドを訪れてくれて「おめでとう」と言いにきてくれたこともありました。
受賞を重ねる毎にPEdALEDがヨーロッパの自転車文化に少しずつ馴染んで、認められて行くような感覚になったことを覚えています。
ユーロバイクアワードやイタリアのPEdALEDチームのおかげでヨーロッパのバイクチャンネルでのブランド認知は広がり、それらによって徐々に製品のカジュアル系が減り、ジャージ系が増え、バランスは徐々に変化して行きました。
ブランドロゴを外したシンプルなジャージ、天然素材をメインにしたウールジャージは当時他に存在せず、マーケットではとてもユニーク(唯一無二)なブランドだと思われたようです。
またブランドの方向性も特殊で、当時はあまり認知されていなかった大陸横断のロングディスタンスレースやアドベンチャーレースなど、ロードレースとは別のカテゴリーに向けても製品開発にとても力を入れています。
そのジャンルは人と自転車の関わり(関係性・絆)がより強いと感じているからです。
しかし、私がブランドを創設した当初のコンセプトはそれ以降も脈々と継続しています。
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さて、コンセプトとブランド名だ!
ロードバイクと聞いて思い浮かべるのは、「軽さ」「早さ」「スピード」など、Do Sportsを連想するワードです。
しかし、私が創造したいウエアは、ライフとスポーツの中間に位置する新しいサイクリングウエアです。
]]>ロードバイクと聞いて思い浮かべるのは、「軽さ」「早さ」「スピード」など、Do Sportsを連想するワードです。
しかし、私が創造したいウエアは、ライフとスポーツの中間に位置する新しいサイクリングウエアです。
ですから、ブランド名はPedal(ペダル) + Earth(地球)+ Diving(潜水)を合わせて造語しました。自転車に乗ってスピードを追求するのではなく、ペダルを踏んで地球上を潜水するようにゆっくりと楽しんで欲しいという願いを込めました。
決してスポーツとしての自転車を否定している訳ではありませんよ。誤解しないでくださいね。
それとコンセプトは、「天然素材と古着を使ったサイクリングウエア」としました。
将来の地球環境を危惧していた私は、化学繊維に対して少々拒絶感を持っていました。仮に仮にですが。自然の中でライド中のトラブルで死んでしまったとき、何百年後に見つかるのは骨とタイヤだけであって欲しい。
小さなブランドですが、出来る限り地球へのダメージが少ないサイクリングウエアを開発したかったからです。
天然繊維(伸縮性が無い)での商品開発は大変苦労しました。
いかんせん生地が伸縮しないのですから、製品が立体的に仕上がり、自転車に乗る際の運動域を妨げないように型紙(洋服を作る際に必要な図面のような物)をパタンナー(型紙の技術者)と一緒に知恵を出し合い様々な工夫を試して製品作りをしていました。
日本が世界に誇る「デニム」のパンツと綿に比べ速乾性に優れた「ヘンプ(麻)」のTシャツをブランドの中心アイテムにしました。
また古着のリサイクルでは、ミリタリーやUSAカレッジの古着をリメイクして新たなアイテムに生まれ変わらせました。
とにかく簡単には進みません。
今までに無いコンセプトのブランドを創造するのですから・・・製品のサンプリングからオリジナル店舗の改装までであっという間に1年近くが経過してしまいました。
2007年!! さあ PEdALED のデビューです!!!!!
その年、街には「ピスト」ブームが到来し、自転車を扱うファッション雑誌が増え、大井競馬場のフリーマーケットで競輪選手が売っていたピストフレームが完売。
ヤフオクでは高値でピストフレームが売られ。何だかおかしな空気でした。
デビュー当初のPEdALEDは大変苦戦しました。
なぜなら、マーケット的にはサイクリングウエアでもファッションでもない、その中間だったからです。
しかし、ブームに敏感なファッションチャンネルが「ピスト・自転車」をブーム化して商機にする事はとても早い速度で進行し、マーケットはあっという間に「自転車ブーム」になりました。
PEdALEDもファッションチャンネルでお取扱をして頂きブランド名を覚えて頂く事が出来ました。これにはとても感謝しています。
また、その頃にはバイクチャンネルでもお世話になる店舗さんが増えていました。サイクルモードではサイクルアパレルの特別スペースも設けられ、多くのお客様がそこを訪れ反響は凄まじい物がありました。
ですが、しかし、、、特に日本のマーケットで起こったブームというのは確実に去ってしまうという事は、ファッションチャンネルで働き続けた私には容易に予測出来ました。
出る杭を許さない。
みんなと同じ。
流行。
ブーム。
日本はとても怖いです。
この頃から、自分の考えが正しいのか? 世界で通用するのか?
と思い始めて、自転車の本場であるヨーロッパのマーケットにPEdALEDを持って行きたいと考えるようになりました。
パリのファッションチャンネルの展示会や台湾のバイクショーに出展しましたがパッとせず、最終的にはバイクチャンネル最高峰の展示会である「ユーロバイク」に出展してマーケットの反応を知りたいと思うようになりました。
しかし、ユーロバイクに出展と思いついても出展は簡単な事ではありません。
ここからは、偶然に出会った方達の助けだと思っています。
まず名古屋高島屋で期間限定ショップを行っていた際に出会った方には大変お世話になり、ユーロバイクのJapanエリア内に出展出来るきっかけを教えて頂きました。
自転車産業振興協会から審査を通過してブースが貰える事になった知らせは忘れられません。
その1ブースはとても小さなスペースですがPEdALEDにとっては大きな意味を持ったスペースです。
ユーロバイクへは大きなドラムバッグにサンプルとハンガーを詰め込み、最低限の着替えとパンフレットをパックパックに詰め込んで出発しました。
そこで新たな出会いが・・・・・。
今回からPEdALED創業者であり、デザイナーの鈴木氏によるブランドヒストリーや製品のこだわりをお伝えいただく記事がスタートしました。
あれは2006年頃だったと記憶しています。
アパレルデザイナーの私は、当時、連結式大型電動箱(電車)という人々で混雑した乗り物にお金を払って(ちょっとトゲある言い方ですが)乗っていました。職場への通勤、仕事の移動、移動の全てが電車でした。
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あれは2006年頃だったと記憶しています。
アパレルデザイナーの私は、当時、連結式大型電動箱(電車)という人々で混雑した乗り物にお金を払って(ちょっとトゲある言い方ですが)乗っていました。
職場への通勤、仕事の移動、移動の全てが電車でした。
エネルギーの無駄なので仕事で車には乗る気になれませんでした。
電車は大変便利な交通手段で都市空間の移動をとてもスムーズに行う事が出来ます。また、暑さ寒さ、雨風を回避する事が出来ます。
が、が、が、しかし、閉ざされた空間で他人と一緒に運ばれている感覚、気温や天候から切り離せたている感じ、
点から点への移動であり線(移動の軌跡)では無い感じ、
生き物として肌で感じたい事が、なにか抜け落ちてしまっているような感覚が大きくなっていました。
それは私が地方出身者である事や、少年団から実業団までサッカーをやっていたことが大きく影響していたのではないかと思います。
サッカー現役時代は季節や天候に関係なくグランドを走り回り、まさに肌で空気を感じていました。
そして都市の日々の生活で空気を感じない事が私にとって違和感になっている事に気づき、なにか腑に落ちた感覚を覚えています。
話しが脱線してごめんなさい。
風を感じる移動手段は、、、歩く、走る、スケートボード、オートバイ、自転車・・・? 数日間考えました。
エネルギーを使う「オートバイ」ではない!通勤や仕事の移動で「歩く、走る」は、時間のロスが大きすぎる!
私はいつの間にか、中目黒の自転車ショップの前にいました。
その頃はNYでメッセンジャーから始まったピストバイクブームが、かすかに東京に聞こえ始めた頃です。
ですがそれに乗りたいとは思いませんでした。
とても親切なショップ店員さんに色々相談していたら、アルミとカーボンのハイブリッドフレームの素敵なロードバイクを勧められました。
私は目黒川沿いを数百メートル試乗して即購入する事に決めました。
そのバイクとの出会いが始まりの瞬間だったと私は思っています。
納車されたロードバイクと共に新たな生活スタイルが始まりました。
すると幼少期に自転車にまたがって田舎道を走った頃の感覚が蘇ってきました。
時刻表が無い移動、点から線の移動、風を感じる移動、いつでも、どこまででも。
それらは懐かしさや自由、ちょっと大げさかもしれませんが自分が生き物だと感じた瞬間でした。
大変長くなりましたが、さてここからです。
アパレルデザイナーである私が自転車ウエアに拘らないわけには行きません。
大手のサイクルショップを訪れましたが、・・・あるのは色とりどりのロゴがプリントされたレースジャージとビブショーツばかりです。
また、アウトドアショップでも探しましたが、自転車とパーツはあるのですが、自転車用ウエアは存在しませんでした。
しかし、そんなはずは無いとネット検索やリサーチを続けました。
が、私が欲しいシンプルで気軽に着るサイクルウエアは見つかりませんでした。
アパレルデザイナーである自分が新しいサイクルウエアを創れば問題は解決する・・・・・
それがPEdALEDの始まりです。
思い返せばピストバイクに乗ったメッセンジャー達のパンツはディッキーズやカーハートなどのワークパンツ、
トップスはフード付きスェットにワークシャツにカバーオールのような感じで、ほぼアメリカンワークウェアでした。
だから、カジュアルなサイクルウエアというものは存在しなかったという事です。
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季節の移り変わりは、気温と天候を涼しくし、急速に変化する可能性があります。
キタアウトドアジャケットでその要素を快適なものへと変えていきましょう。
軽量で通気性があり、簡単に収納できるKITAジャケットは、あらゆるシチュエーションのあらゆるライドで役に立つ設計がされています。
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季節の移り変わりは、気温と天候を涼しくし、急速に変化する可能性があります。
キタアウトドアジャケットでその要素を快適なものへと変えていきましょう。
軽量で通気性があり、簡単に収納できるKITAジャケットは、あらゆるシチュエーションのあらゆるライドで役に立つ設計がされています。
気温が暖かいときはジャージのポケットやバッグに入れて。
太陽と気温が下がったときに手元に置いておくと便利です。
タウンライドの通勤やバックカントリーのアドベンチャーにはこのジャケットで準備をしてください。
今シーズンのアイテムの中で特にリクエストの多いウェアのご紹介です。
メリノウールを使用した上質な肌触が特徴のサイクリングウェア
メリノ慣れしている方からはこういうのが欲しかった。
まだメリノのウェアを経験したことのない方からは、冬用のウェアですか?と聞かれることも。
今回はそのメリノという素材の特徴も合わせて、どんなシチュエーションで快適に着れるウェアなのかを調べていこうと思います。
]]>メリノウールを使用した上質な肌触が特徴のサイクリングウェア
メリノ慣れしている方からはこういうのが欲しかった。
まだメリノのウェアを経験したことのない方からは、冬用のウェアですか?と聞かれることも。
今回はそのメリノという素材の特徴も合わせて、どんなシチュエーションで快適に着れるウェアなのかを調べていこうと思います。
前提として、まずこのウェアは過酷な夏場を快適に凌ぐために作られているということを念頭に置いて下さい。
メリノウールというワードから羊のモコモコした毛をイメージされ、冬用の素材と思われている方が意外と多いようです。
メリノという天然素材がどれだけすぐれた素材なのか?
羊さんのからだを覆う、この毛の特徴からまずはスタートです。
メリノウールとは、オーストラリアやニュージーランドで飼育されているメリノ種という羊の毛のことです。保温性が高く、羊毛の中で最も高級な一品とされています。
①保温性
ウールは化繊よりも保温性にすぐれており、特にメリノは調温機能を持ち合わせていますので冬は暖かく過ごせる一方で、夏場も涼しく過ごすことができます。
②肌触り
メリノウールは繊維がとても細くしなやかなため、とても優しい肌触りを得ることができます。
一般的なウールというとチクチクするイメージがありますが、メリノではまったくそれを感じることはありません。
③抗菌防臭
ライドではもちろん発汗を伴います、その状況での長時間の着用から汗の臭いが気になることもありますよね。
化繊では起こりうる匂いの問題も、メリノは自然の免疫効果があるので抗菌防臭効果を発揮してくれます。
臭いの原因、さらに詳しく知りたい方はこちらを参照
ここでメリノウールの吸水、吸湿性についても調べてみます。
冬場にセーターを洗うと乾くのに時間がかかるイメージがあります。
それだけ乾燥に時間がかかる素材って、本当にスポーツウェアに向いているのでしょうか?
メリノウールは非常に吸水、吸湿性に長けている素材。となると汗でベタつかないのか?という疑問が当然わいてきます。
しかしこの素材は重量の35%ほどの水分を吸収しても肌ざわりはサラサラのままにできると言われています、その理由を調べてみましょう。
吸収した水分は繊維の内部に閉じ込められ、肌と直接水分が触れることがなくなります。コットンなどは繊維全体で吸収するので吸った汗はそのまま肌と触れることになります。
汗まみれのTシャツがじとっと湿ってしまうのはこの差なのです。
閉じ込められた水分は肌に触れることなく蒸発することで繊維自体が冷やされます。
この効果は夏場はサラッとした肌触りで調温効果を得られ、冬場は急激な冷えを感じることがなく汗冷えしないのです。
吸水性以外に非常に高い吸湿性も持ち合わせているのがメリノウールです。
体からは常に汗を放出していますが、吸湿性のおかげで肌は常に乾燥している状態になります。
参照:woolmark.jp
ウールは他の素材に比べ、天然の吸放湿性をもち合わせることで大量の湿気を吸収し放湿することが可能です。
暑くて乾燥している時には、湿気を肌から逃がし、放湿することにより涼しさを保ちます。
ウールの生地が肌から逃がす湿気はポリエステルの生地よりも25%多く、これは最大4℃の温度低下に等しいのです。
結果着心地がよく、肌にまとわりつかない感触と体感温度を下げてくれる放湿性は天然素材であるウールの最大の特徴とも言えます。
ここで最後のおさらいです。
メリノウールの特徴は
①最高の肌触りを体感できる吸湿、吸水性
② 体感温度を下げてくれるほどの高い放湿性
③バクテリアや匂いのもとを繊維の中に閉じ込める高い防臭性
これからの高温多湿な季節にはメリノウェアが重宝してくるはずです。
天然素材ならではの優れた機能を体感しつつライドを楽しんでみてはいかがでしょうか。
]]>夏のライドを快適にする一つの要素としてインナーウェアがあります。
素肌にジャージのほうが好ましい方もいらっしゃるかもしれませんが、ベースレイヤーがあるからこその快適さもあります。
PEdALEDのベースレイヤーのラインナップと素材の特徴をご紹介してみようと思います。
]]>素肌にジャージのほうが好ましい方もいらっしゃるかもしれませんが、ベースレイヤーがあるからこその快適さもあります。
PEdALEDのベースレイヤーのラインナップと素材の特徴をご紹介してみようと思います。
まずベースレイヤーの一番の機能というと、汗を効率的に吸収しジャージ側へと外へ出していきます。
ジャージ側へ追い出された汗は風に当たり自然乾燥していきます、汗を逆流させないインナーは肌を極力サラサラの状態にすることが可能といえます。
真夏のライドで大量の発汗を伴った場合や、ジッパーを開けて風を取り込みたいときには素肌のほうが体感は涼しく感じる場合もありますが、休憩中などはベースレイヤーがあるだけで素肌に感じる汗のベタつきは格段に良くなり快適な休憩を取ることもできます。
ビブのショルダーが直接肌に当たらなくなるのも、着用感としては快適さを増してくれる要因ともなります。
ODYSSEY POWERDRY BASELAYERは、Polartec®の高度なPowerDry®ファブリックを使用しています。
PowerDry®ファブリックは100%ポリエステルの内側と外側で性質が異なる二重ニット構造になっており、吸湿速乾性の高い素材です。
内側は汗を素早く吸収し、外側は素早く乾くのが特徴。通気性が高いのでベースレイヤーに最適です。
太陽下のロングライドやグラベルライドなどは湿気や汗が大きなストレスとなりますが、PowerDry®ファブリックの特徴により、蒸れや汗による濡れ感を少なくして快適なサイクリングをサポートしてくれます。
この格子状のファブリックは縦よりも横にストレッチが強くきくようになっており、体格差が合ってもフィットしやすく効率的に汗を吸収してくれます。
より高温下でのライドにはおすすめの機能素材を使用したモデルになります。
実測 Sサイズ60g
メリノウールを使用した肌触りの良い、優しいインナーです。
天然素材のメリノのなかでも素肌に触れるために線の細い上質なメリノを使用しています、素材の特性として防臭効果も高く夏のライドを上質なものへと変えてくれるベースレイヤーです。
着心地の良さは化繊とは違う柔らかさを体感できます。
ウール 67% ポリアミド 22% ポリウレタン 11%
メンズにも同じラインのメリノベースレイヤーがあります。
男女問わず、上質な柔らかさはメリノでぜひ味わって下さい。
真夏だけではなくオールシーズンで使えるベースレイヤーです。
実測 Sサイズ65g
ウルトラライトベースレイヤーには非常に高い速乾性を持つ Dryarn®と呼ばれる素材を使用しています。
ドライアンは水を吸わないポリプロピレンを主素材としており、速乾性という表現よりもいち早く汗を「肌から遠ざける」ことでドライに保つという性質を持ちます。
ポリプロピレン 89% ポリウレタン 11%
ドライアンは繊維の中でも非常に軽く、水に浮くほどの軽量素材で断熱、保温性能だけでなく伸縮性にも飛んだベースレイヤーに最適の素材です。
通気性はもちろん、防臭効果も備えています。
この白黒のドットが小さな凹凸になっているために肌に触れる面積は最小限にとどめながらも、効率よく汗を肌から遠ざけてくれるという機能インナーになります。
実測 Mサイズ50g
ライド中にフロントジッパーを開けたりするときにも、人目を気にすることなくスマートに風を取り入れることもできるのもベースレイヤーのいいところですね。
これからのシーズンにベースレイヤーを加えて快適さをましたライドを体験してみて下さい。
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この写真が示しているものは?
グローブのパッドとその影響を受ける血流を表しているものです。
今回PEdALEDから発表された新製品は、BIBショーツなどで世界最大の評価を得ているサイテック社のグローブ用パッドを採用したグローブなのです。
まだサイテックパッドを使用したグローブは数えるほどのウェアブランドでしか展開されていないほどの新しい技術、PEdALEDは早速ロングディスタンス向けのアイテムであるODYSSEYラインでその新技術を取り入れての登場です。
]]>この写真が示しているものは?
グローブのパッドとその影響を受ける血流を表しているものです。
今回PEdALEDから発表された新製品は、BIBショーツなどで世界最大の評価を得ているサイテック社のグローブ用パッドを採用したグローブなのです。
まだサイテックパッドを使用したグローブは数えるほどのウェアブランドでしか展開されていないほどの新しい技術、PEdALEDは早速ロングディスタンス向けのアイテムであるODYSSEYラインでその新技術を取り入れての登場です。
手のひらのパーツごとにそれぞれ弾性の違うパッドが挿入され、そのファブリックは3次元のシームレス構造になっています。
グローブを装着しないときの形が、見慣れたグローブのそれとは全く異なります。
パッド入りのシームレス構造がこのようなシルエットにさせるのでしょう、しかし装着すると全く違和感なく手の形にフィットしてくれます。
このフィット感は、PEdALEDの縫製とパターンの素晴らしさとERASTIC INTERFACEのパッドの技術との融合の上で成立するもの。
長距離ライドの準備をする上で色々と悩むことはたくさんあるともいますが、グローブの快適さまで真剣に考えたことはあったでしょうか?
パッド入りにしておくかな? 程度でしかグローブを選んでいなかったかもしれません。
今いちど、グローブの重要さに目を向けてほしいと思えるブローブです。
手のしびれや痛みから開放してくれるまさに「問題を解決」してくれるグローブなのです。
このサイテック社のエラスティックインターフェイスを使用するグローブは、他社製品含め数モデル存在しますが、ODYSSEY LONGDISTANCEグローブはULTRAという一番タフな用途に耐えうるパッドを使っています。
ぜひ店頭でフィッティングして頂き、このパッドの快適さを味わっていただきたいです。
Mサイズで実測25g
ビックリするくらいタグが長いので使用前には素材表記タグをカットしてライドを楽しまれて下さい、それくらい記載しなければいけない要素が多いということですね。
PEdALEDはすべてのショーツにもERASTIC INTERFACEシャモアを使用しています。
またショーツのパッドもモデルごとに違いがありますので、ご紹介していきます。
気温も20°くらいまで上がってくる日も多く、走りやすい季節の本格的な到来を肌で感じたこの連休。
昼間は半袖で充分な日でも、朝や夕方はまだ少し肌寒く感じるときもありますね。
そういうときのレイヤリングに最適なのがジレ。
PEdALEDでもジレのラインナップがたくさんありますが、それぞれ特徴が様々。
ウェアのレイヤリングを知って賢く着こなしてみたいですね。
]]>気温も20°くらいまで上がってくる日も多く、走りやすい季節の本格的な到来を肌で感じたこの連休。
昼間は半袖で充分な日でも、朝や夕方はまだ少し肌寒く感じるときもありますね。
そういうときのレイヤリングに最適なのがジレ。
PEdALEDでもジレのラインナップがたくさんありますが、それぞれ特徴が様々。
ウェアのレイヤリングを知って賢く着こなしてみたいですね。
この季節、定番のレイヤリングのおすすめが
ベースレイヤー、半袖ジャージ、ジレ
肌寒く感じたときや、急な天候の変化に対応するのにジレが一枚あるととても重宝します。
日中気温が上がり、使わない時などはジャージのポケットにしまっておける収納性もジレの特徴です。
超軽量、いつでもジャージに忍ばせておけるパッカブルジレ
突然の通り雨や、急に肌寒く感じたときにオールシーズンで使えます。
アゴ部分にチンガードもついてますのでジッパーを締め切っていても違和感を感じることはなく、ジッパーから風を通さないようウィンドストップの生地をジッパー裏へ取り付けてあります。
かなり薄手の生地を使ったジレになるので、バタつきを抑えるために少し小さめのサイズ感で選んでもいいと思います。
着用写真
身長170cm 体重53kg
サンプル(M)を着用のため、かなりゆとりあるシルエットです。
私は細身なのでXSでちょうど、同じくらいの身長でもがっしり体型の方ならSでいいと思います。
軽量ジレとしてバックポケットも割り切って装備なしですが、常に着ているというよりは必要なときに羽織るウェアとして考えればポケットはなくていいと思います。
背中の内側にはこのジレ用のポケットがあり、コンパクトに収納するために裏返しながら中に入れ込んでいきます。
手のひらサイズ、ジャージのポケットにピッタリ収まるサイズ感です。
Mサイズで実測82g
名前の通り、風が冷たく体温を下げてしまうときに最適なジレ
フロントにはちょっとした補給食など入れていくのに便利なポケット付き
メンブレーンにはイタリア製のZERO WINDを使用しますが、その中でも中に溜まった湿気を外へと逃してくれるブレサブルのウィンド、レインストップの生地を採用しています。
背中はメッシュの大型ポケットが2つ装備されており、ポケット上にはベンチレーションを兼ねたアクセスホールも、ジレを着たままでジャージのポケットにも簡単にアクセスすることができます。
Sサイズで実測198g
高い通気性とストレッチ性を持ち合わせていながらも、最大の特徴は耐水圧5000mmの防水性
ファスナー部分はもちろんのこと、縫い目もシール加工をしてあるため雨や風の中での快適なライドを可能にします。
このような縫い目の仕上げはとても丁寧に仕上げてあります、PEdALED製品は縫製に関してはとてもこだわりを持って作られています。
背中には大きな2つのメッシュポケットを装備しており、ポケット上のアクセスホールは同時にベンチレーションの役割も果たします。
濡らしたくない荷物はジャージポケットへと収納しますが、ジレを着たままジャージポケットまでのアクセスが非常に楽になります。
Sサイズで実測154g
ウルトラディスタンスのために作られたオデッセイシリーズ
ベスト全体に反射素材を使用しており、背面のメッシュパネルは反射性だけでなく通気性を兼ねるためのデザインになっています。
夜間、悪天候での安全性を大きくプラスするジレです。
非常に薄く軽量で、背面は全体的にメッシュになっているため非常に高い通気性を誇ります。
ベスト全面にデザインされる柄はリフレクトになっており、夜間ライトに当たると反射してあなたの存在を周りにアピールしてくれます。
Sサイズで実測74g
PEdALEDのジレの中で最軽量、ヴェスパーと同じくパッカブルタイプでジャージポケットにもコンパクトに収納できます。
ウルトラディスタンスやグラベルはもちろんですが、ブルベに参加する人にもおすすめなリフレクトジレになります。
Polartec®のEcoEngineeringAlpha®を使用した軽量でコンパクトなジレ
裏地は起毛になっており、保温性を持ちながらも耐水撥水加工がされています。
背中のバックポケットだけでなく、胸には補給食などを入れるのに便利なジップポケットがあります。
サイドは通気性の効果を上げてくれるメッシュ素材、大きめの2つのバックポケットを装備しています。
起毛と言っても、必要なときに高い保温効果を発揮してくれますが気温の高いときにも通気性高く、汗を外へと出してくれる効果もあり快適に年間を通して着れる高機能ジレです。
Sサイズで実測158g
もちろんアルファベストもポケッタブル可能
ベスト内側のここにパックするという可愛らしいポケットに収納して下さい。
デザインやカラーなども選ぶ楽しみですが、機能的にも風対策、雨対策、視認性確保、携行性など得意な要素がそれぞれあるのがPEdALEDジレのラインナップの豊富さになります。
お気に入りのジレを手に入れて、快適なライドをしかもかっこよく走ってみましょう。
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店頭でもこれからの季節にグローブの買い替えのご相談が増えてきています。
そこでPEdALEDのグローブにどんなラインナップがあるのかご紹介してみようと思います。
と言いつつも、自分も買い換えようと思い、色々な今年のラインナップを試していくうちに比較が楽しくなってしまったという方が正しいかもしれないです。
]]>そこでPEdALEDのグローブにどんなラインナップがあるのかご紹介してみようと思います。
と言いつつも、自分も買い換えようと思い、色々な今年のラインナップを試していくうちに比較が楽しくなってしまったという方が正しいかもしれないです。
今年のラインナップは指切りだけでなくロングフィンガーも揃っています。
それぞれシチェーションに合わせたモデルがありますが、ロングフィンガーが意外とおすすめ。
「指切り一択だったけど日焼けとか転倒時の怪我を想定すると長い指のほうが安心」
なんていう意見も今年は見受けられます。
怪我に対する危機感の意識は皆さん高まっているよう、どのグローブが5月からのライドに合っているのか、それぞれのグローブを比較してみようと思います。
グラベルとかマウンテンライドなど手を怪我から守ってくれます。
PEdALEDのロングフィンガーグローブの定番中の定番になります。
パッドの位置もフラットバーでもしっかりと衝撃を受けとてくれるよう、指の付け根に横向きに入っています。
ドロップハンドルを握るならブラケットの横と手首側の当たる部分をしっかりとカバーしてくれます。
あと私がグローブ選びで気になるところが親指と人差指の間の部分、ここのあたりが気持ちいいのが好き。
ごわついたり、縫製が弱くてほつれてきたりなどどうしても気になってしまうのです。
PEdALEDの製品はウェアなどでももちろんそうなのですが、縫製がとても丁寧なのがおすすめの部分でもあります。
このグローブも握ったときのごわつきというか、違和感は全くなし。
グローブの裏側を見ることはあまりないでしょうから、比較しにくいと思いますがとてもきれいに処理しているのです。
縫い目や生地の重なる部分のだまがグローブをしたときに違和感として感じることが多く、自分で切り落としてみたりしていたのがPEdALEDだと必要なし。
装着感はとてもおすすめできます。
Mサイズ 左右で39g
ダートライドはもちろんですが、ロードメインでも日焼け対策としてオールラウンドなこのグローブを使って頂くのもおすすめです。
ウルトラディスタンスライド向けODYSSEYシリーズのロングフィンガー
そんなウルトラなライドでなくても重宝する機能グローブの紹介です。
まず気になるのが手首の違和感。なにか気がつきましたでしょうか?
手首部分にレイン、ウィンドウカバーが装備されています。
カバー自身はグローブ本体に縫い付けられており、カバーだけが出張に出てしまうこともありません。
本来の用途であるウルトラディスタンスとは日夜問わず、天候も問わず走り続けるとてつもない挑戦を可能にするラインナップ。
このカバーはリフレクティブ仕様になっており、雨風を防ぐとともに夕刻以降の視認性の低くなった時間帯のライドでも自分の位置をアピールすることができます。
カバーの装着をしていても、していなくても握りの感触は全く変わることはありません。
指先はスマホ対応に、親指と人差指が対応しています。
ブランド資料では急なカメラ操作なども楽しめる、と書いてあるのでその実力を試してみました。
と、いいつつ撮ったムービーがうまくアップロードできない、、
またこの位置に操作性のわかる動画をおいておきます。
是非またチェックしてみて下さい。
Mサイズ 左右で61g
これからのシーズン、キャンプライドに出てみようとしている方も多いのでは
バイクパッキング、グランベルライドはもちろん通勤ライドで天候に左右されず乗っている方などにもおすすめできるグローブです。
JARYシリーズはPEdALEDの中でグラベルライドにフィーチャーしたシリーズになっています。
薄手でパットもついていない、グリップ力高めなグローブ。
グリップ力とはダートを走る上でしっかりとハンドルをコントロールするために必要な力。
パッドは快適さを増してくれますが、パッドのせいで強く握り込んでもパッドそのもののズレ(多少の動き)が出てしまいます。
本来のダートでの用途のために余計な遠回りをせず、潔い仕様とも言えますね。
もしダートライドでの振動から快適さを求めるならバーテープ側にクッションテープを巻くのも手と言えます。
で、この手のひらのつぶつぶ
悪天候や山の中の水たまりなど、手を濡らしてしまったときにはさらに滑らずグリップ力を高めてくれる機能をもっています。
まさにグラベルライドに最適な要素とも言えますね。
もちろん新作のこのグローブもこだわりの縫製はとてもきれい。
力強く握ってよじったりしても、これなら安心して破れを気にせず使って頂けます。
Mサイズ 左右で35g
全天候型(防水ではありません)でどんなシチュエーションでもハンドルが滑って怖い思いをすることがなく、薄手な作りのおかげでハンドルを握ったダイレクト感は安心感も覚えます。
軽い、薄い、フィット感とグリップのダイレクト感がとても気持ちいです。
パッドの位置はドロップハンドルを想定し、ブラケット部分に当たるところに装着されています。
軽量を謳っているほどですのでパッドはここ一箇所。
柔らかな素材で、手の甲のメイン部分のファブリックは一枚の布からできているのです。
写真では解りにくいかもしれませんが、手首の縫い目一箇所で横にぐるっと巻き込んでいる生地のパターンがこのフィット感の秘密なのだと思います。
この記事書いているまさに今も、このグローブしながらタイピングしていますが違和感全くなし、ミスタイプなし、なほどつけ心地最高です。
重さは製品名を裏切らないMサイズ 左右で19g
素手感にかなり近く、手袋苦手という方もいらっしゃると思いますがそんな方にもおすすめです。
さらにウェアにも重量を意識したい方には特に試していただきたいグローブです。
FULLFINGER GLOVEと共通デザインでロードに最適な指切りグローブ
手のひらにはレザーを使い、私のこだわり指の股の部分にはレザーでしかも一つのピースのパーツからなるようにデザインされています。
この股の部分が、ちょうど生地の縫い合わせ部分になっているグローブが本当に多い。
それも当たり前と思っていた時もありましたが、このパターンで作られたブローブをはめたらもう後戻りできなくなるかもしれません。
そしてこのグローブについている指ぬき、だけならぬ手首抜き?がグローブを脱ぐときの動作を簡単にしてくれます。
少し汗ばんだりしていると指ぬきがついていても脱ぐのに難儀することありますよね。
この動作でとても簡単にグローブを外すことができます。
ミライライトウェイトに負けず劣らずMサイズ 左右で24g
オーソドックスな見た目のようで、かなり機能的なおすすめグローブです。
ぜひPEdALEDの「デザインに機能をもたせる」というコンセプトを存分に味わえるグローブのラインナップをお試し下さい。
今回、グローブをためした私の手のサイズは
手の周長20cm
装着しているグローブはすべてMサイズ
Mサイズのグローブの平置き時の周長は18cm
になります。
]]>PEDALED 2021SS ラインから最新のアイテムが入荷スタートしています。
その中でも私的に注目なファインメリノシリーズ「Essential Collection」の紹介です。
]]>PEDALED 2021SS ラインから最新のアイテムが入荷スタートしています。
その中でも私的に注目なファインメリノシリーズ「Essential Collection」の紹介です。
用途がとても広く、快適でシンプルな Essential Collectionは、パワフルなパフォーマンスを体感できるエッセンシャルメリノウールジャージとメンズサイクリングビブで構成されています。
自転車を楽しんでいる皆さんならどんなライドをイメージしながら暖かくなり始めたこのシーズンインを迎えていますか?
今年もソロライドや少ない人数でのライドが増えそうですが、トレーニングはもちろんライド先でのカフェストップなども大事なライドの目的です。
チームロゴが溢れんばかりにプリントされたウェアもいいと思いますが、カフェストップとなると少し遠慮がちになってしまうのは私だけでしょうか。
機能を重視しつつシンプルに周りの雰囲気に溶け込めるウェアが一着はあって良いと思います、しかしシンプルと言いつつ機能もシンプルであっては物足りません。
時代を超えたメリノと化繊素材の融合により新鮮なフィット感と機能を両立させていてグラベルライド、バイクパッキング、ロードサイクリングのいずれであってもこのウェアはとても素直な着心地で耐久性もあり、素晴らしいライドに出会うことができます。
過酷で暑いライドに抜群の心地よさを提供してくれる新しいエッセンシャルサマー ジャージ。
クラシックなスタイルのエッセンシャルコレクションであるこの超軽量半袖ジャージは、驚異的な天然素材であるメリノウールから作られ、通気性、速乾性、防臭性を備えています。
この防臭性は高温多湿な日本の夏にはとても重要ですね、ライド中に立ち止まった場所で臭いを撒き散らしながら歩いていてはとてもスタイリッシュとは言えません、、そして着たときのシルエットがとても綺麗に見えるのも重要な要素です。
昔ながらの多くのウールジャージとは異なり、エッセンシャルジャージはスリムなフィット感で今どきのサイクリストを満足させられるシルエットになっています、ハードなロードライドからエキサイティングなグラベル、長時間のバイクパッキング、特に目的を持たない自由なライドまで、あらゆる夏のライドに最適です。
ウールのチクチク感は全くなく、むしろ肌さわりはとても柔らかく肌を包みます。
背中のバックポケットは補強の入った作りになっているので、満載の荷物を装備してもウールが伸びてだらしなくなることもありません。
そして裾には刺繍で可愛らしくペダレッドのロゴが、
主張しすぎないこのシンプルさがツボです。
エッセンシャル ビブ ショーツはオールラウンドに使えるパフォーマンスで毎日のトレーニング ライドでも、家から遠く離れたグラベルライドでもエッセンシャルコレクションは世界中の夏場のライドを楽しむサイクリストを満足させるようアッセンブルされています。
超軽量のリサイクル繊維で作られたエッセンシャルサマービブは、通気性があり、湿気を逃がし、速乾性があります。
このビブに使用されているリサイクル繊維はイタリアの素材メーカーが開発するもので、スポーツウェアに必要な特性をもった超軽量繊維で、スイムウェアなどにも使われたりするとか。
メッシュサスペンダーは空気の抜けを助け、ElasticInterface®のデュアル密度パフォーマンスシャモアが最も敏感な接触点を保護してくれます。
PEdALEDは、2007年にデザイナーのスズキ ヒデトが東京の渋谷にある小さな店で美しく機能的なアパレルの制作を始めるために日本のハイファッション界を去ったときに設立されました。 それ以来、彼は衣服の各機能が単なる美学ではなく機能とパフォーマンスを向上させることができるという信念に基づいて、数々の受賞歴のあるコレクションを創造し続けています。
渋谷の小さな店で始まった長い旅は、PEdALEDを世界中のサイクリストを刺激するグローバル ブランドへと導きました。
PEdALED Silk Road Mountain Raceや トランスコンチネンタル レースを通じてプロライダーから冒険者、サイクリング パイオニアまで幅広いライダーへ刺激を与え続けています。
そのビジョンと価値を継続的に追求する中で、PEdALEDはサイクリストが世界の素晴らしいショップで見つけることができるプレミアム サイクリング アパレルを通して、自転車で世界を冒険することを奨励しています。