サドルバッグの原点
BROOKSはサドルだけでなくツールバッグにもBROOKSらしいレザー製品があるのをご存知ですか?
1896年に発表されたツールバッグを原型に、1900年初頭に登場したCHALLENGE TOOL BAGは今のサドルバッグの原点と言っても過言ではないかもしれません。
クラフトマンシップ溢れる素材感伝わる上質さ
革製品というだけで上質な質感が伝わってきますね。
今もなおイギリスで作られているクラフトマンシップあふれるツールバッグです、バッグの中にはメッセージもプリントされており所有する気持ちを高揚させてくれます。
物を持つことの喜びって何でしょう、色々な選択はありますが心が高揚するって大事な要素だと思います。
取り付けはブルックスサドルのループフックにピッタリの2本のレザーストラップで収まりよくつけることができます。
このあたりは同じブランドの製品であれば想像がつく仕様
ただこのバッグでこんな仕様よく考えたと感嘆させられるのは中のストラップの作り
フラップを留めるストラップで中の工具やチューブが暴れるのを防止するよう巻き取れるようになっています。
走っていてカチャカチャ意味なく異音がするのは嫌ですよね、ちょっとした事かもしれませんがBROOKSさんが革新的なアイデアで当時パテントを多数取得していたことが伺い知れる仕様です。
参考資料(BROOKS1910カタログより)
フロントバッグにも
タイトルには「サドルバッグの・・」としましたが、実はハンドルにも装着可能
サドルバッグとしてはもっと積載を考えて大きいのをつけたい、
ライド中に出し入れするならハンドルにあったほうが便利じゃない?
そう思うならはハンドルにつけたらどうでしょう。
ステムを跨ぐ形でちょうどストラップがハンドルをホールドしてくれます。
私はどちらかというとハンドル装着派、使い方は人それぞれ自分のライドスタイルに合わせて考えてみてください。
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ラージサイズもラインナップされています、レギュラーサイズは定番の黒、茶系以外にもカラフルなラインナップがまだ手に入ります。
カラー物は生産終了した希少なアイテム、国内の在庫も残りわずかです。
ただ四角いだけじゃない
同じサドルバッグなのですが、見た目は丸か四角の違いだけのよう。
違いはそれだけじゃありません。
このD-SHAPE TOOL BAGはホルダーの中にポーチが収納されている二重構造
ホルダーをサドルに固定したまま、中からポーチをスライドして抜き取れるようになっています。
チャレンジバッグとはまた異なる発想のツールバッグ
近年、ホルスター型のサドルバッグなどがバイクパッキング向けに出ていますが発想は似ているかもしれません。
中はシンプルに仕切りもなく自由にパッキングすることができます。
スペアチューブに携帯工具、CO2ボンベなどちょうどいい大きさ、工具系でなくてもスマホや小さなお財布とかでもぴったり。
私の手持ちで何かないか探ってみたら、仕事用のスマホ(i Phone XS MAX 157.5mm x 77.4mm)がぴったり
実際、いつもは充電ケーブルなどコンパクトに纏めるポーチとして普段使いしてます。
日常では小物ポーチとして、自転車乗るときはツールケースとして。
色々な使い方をアレンジして楽しんでみてはいかがでしょう。
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当時のカタログにも原型のバッグが掲載されています。
ブルックスさんのフルネーム"John Boultbee Brooks"の Beeマーク
ハチさんのアイコンが可愛いですね。